愛知室内オーケストラ第17回定期演奏会&長浜特別公演終演

ACO愛知室内オーケストラの第17回定期演奏会、そしてその翌日の長浜浅井文化ホールでの特別演奏会が無事に終演しました。ご来場いただきましたお客様、本当にありがとうございました。

今回の定期演奏会は、会場が電気文化会館コンサートホールという、少しこぶりな会場。
そのため、室内オーケストラの特徴を生かした小編成のアンサンブルのプログラムを並べました。

小編成管弦楽、弦楽オーケストラ、室内楽編成という3つのコンセプトでした。

冒頭のシベリウス「クオレマ」は、フルート、クラリネット、ホルン、ティンパニ、弦楽器という編成。
静寂を基本とした、厳しく美しいクオレマ「死」の世界を 悲しきワルツ&鶴のいる風景の2曲でお届けしました。

続くスヴェンセン「ロマンス」 コンサートマスター平光真彌のソロと管弦楽の伴奏。とても甘美な旋律、しかし緩急はっきりした構成で、お楽しみいただけたのではないかと思います。

3曲目にヴィレーンのセレナーデ。こちらは弦楽オーケストラの隠れた名曲。一度聞くと忘れられない旋律の宝庫。聴いてたのしく、そして弾いても楽しい作品。少々手強い音使いなのですが ACOの弦楽メンバーも作品の楽しさを十分に体現していたのではないかと思います。

後半は、5名の奏者 クラリネット、ファゴット、ホルン、チェロ、コントラバスという編成による、ニルセンの「甲斐なきセレナーデ」 作曲者自身「ジョーク」とも語ったこの作品。ニルセンらしさ満載で魅力的な小品です。メンバもそれぞれの語りを本番さらに深めて、お客様からも好評をいただきました。

 

今回のメインはニルス・ゲーゼの「ノヴェレッテ」作品53 この作品も隠れた名曲だと思います。
とても甘美な旋律にあふれていますが、しっかりした構成で交響曲と同様、第2楽章、第3楽章にスカンジナヴィアを思わせる特徴ある音楽が並んでいます。メンバーもこの作品の魅力を深く理解していました。

形態のことなるアンサンブル、それぞれの魅力についてのお言葉をお客様からもアンケートなどで頂けました。
初めて聞かれた作品が多く並ぶコンサートだったと思いますが、今回の定期はすっと耳に入る、心に入る曲が並んでいたと思います。作品が好きになったというお声も多くいただきました。嬉しいことです。ありがとうございます。

アンコールは、スヴェンセン作曲のアイスランドの旋律。ほの暗いシンプルな旋律がスヴェンセンによって和声をつけられ魅力的な曲になっています。

翌日の長浜公演は、昨年11月以来2度目。浅井文化ホール、長浜市の皆様本当にありがとうございます。
ご後援いただいたイケダ光音堂様には本当にお世話になっています。

こちらの公演では前半は新たなプログラム。
セビリアの理髪師序曲から始まり、歌が続きました。

ヴェルディ「椿姫」より、乾杯の歌、ヴィオレッタのアリアは、ソプラノの松波千津子さん。
素晴らしい方と共演できて、大変光栄でした。華のある、そしてイタリア語が美しく明確で、傍にいてドラマと呼吸が手に取るようにわかる方でした。ありがとうございました!
長浜出身の合唱指揮者で当団の田辺正彦代表理事の指揮による、女声合唱とオーケストラの共演もありました。ウィーンの森の物語に歌詞がつけられた作品。ボリュームのある曲です。長浜と愛知の女声合唱団合同のチーム。

後半は、長浜出身の中学1年生をソリストにむかえて、モーツァルトのピアノ協奏曲第17番、第1楽章。
8月に東京でピアノを挟んで打ち合わせをしましたが、とても落ち着いた、そして研究熱心な今井菜名子さん。本番でもピュアでまっすぐなモーツァルトを聞かせてくださいましたね。これからもまっすぐピアノの道を歩んでください!!

定期演奏会前半のプログラムがこの後に続きました。
アンコールは、シベリウスの「騎士のワルツ」、そして昨年もお届けした楽しい曲「うれいもなく」
シベリウスのワルツは珍しい作品ですが、クオレマの対極の曲想・・・シベリウスがこのようなタイプのものをと驚かれた方もいらっしゃったと思います。

ACO愛知室内オーケストラとの積み重ね2年目も終盤です。この先も豊田市での公演、安城市での公演など続きます。次回定期演奏会は2017年3月17日(金)です。今度は大きな編成の作品が並びます。ぜひ多くの皆様に我々の成長の歩みをお聞きいただけると嬉しく思います。

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