次は・・ACO愛知室内オケ定期演奏会です!

良い音楽の時間の後は、身体疲れていても精神的にはとても元気です。でもそれで動き過ぎると後が大変という事態になるので、やはり休息は入れないといけませんね・・・

しかし、次の準備が迫っています。

昨日のハチャトゥリアンたっぷりの演奏会は、次のハチャトゥリアンにつながります。

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ヴァイオリン協奏曲が待っています。公演は5月28日(土)
品川区民管弦楽団の皆さんと、ソリストに伊藤(尾池)亜美さんを迎えて演奏します。

昨日の演奏会で進行の都合で急きょ5分ほどトークを担当しましたが、ハチャトゥリアンの本を持ち歩いていてよかったです。5月にむけても更に楽譜の後ろに潜むことも含めて勉強を進めます。
ピアノ協奏曲の4年後にヴァイオリン協奏曲は完成されていますが、正直のところ随分とすっきりしている!と感じます。ピアノ協奏曲の構造の複雑さとアンバランスの魅力、どこか危うげなところが少なくなって、潔く明確なハチャトゥリアン節が駆け抜けているという印象を受けるヴァイオリン協奏曲。オーケストレーションなど、両者似ているところも多くありますが、今回ピアノ協奏曲を勉強する機会を得て、またこちらへの取り組みも変わってくる予感です。

そして、

まずはこちらがやってきます。

ACO#16+1.jpgあっという間に、2週間前となりました。

北欧音楽は一つの柱として公演をプログラミングしているACO愛知室内オーケストラです。今回も前半は北欧つながり。デンマークのクーラウ、そしてフィンランドのシベリウス。では、なぜ後半がベートーヴェンなのかというところですが、クーラウは実はドイツ人。デンマークに帰化しています。デンマークで音楽の指導的存在にもなりましたが、この時代の北欧に中欧の音楽の世界を持ち込んでくれた人ともいえます。ピアノ学習者はソナチネアルバムでおなじみの人です。クーラウはベートーヴェンを非常に尊敬していました。作風ももちろん影響を受けています。一度直接会っているという事実があります。

子供のころからの音楽の授業では、どうしてもベートーヴェン、モーツァルト、バッハなど中欧の主要な作曲家によりクラシック音楽の歴史が始まりつながっているという音楽史の教育がされますが、実際はその当時今は名前を知られていない人が有名であったり、活躍していた音楽家がいたり、また遠く離れた国々の文化から影響を受けて、著名な作曲家は作品を記していたり・・・陸続きのヨーロッパならではの密な文化交流が絶えずありました。その中で生まれている作品も多いです。
そんなひと時を想像しながら今回のプログラムは聴いていただけたらと思います。

あま市というのは、名古屋のすぐ隣です!

名鉄津島線「木田」駅から徒歩15分です。
名鉄「金山駅」から「木田」駅まで準急などを使って20分ほどですね。
ぜひ多くの皆様ご来場をお待ち申し上げます!!

 

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