16日からリハーサルスタート、本日からは公演会場であるあま市文化会館でのリハーサルです。
本番のホールでリハーサルを行えることのありがたさを身に沁みつつ、この環境にこたえるべくメンバーともども頑張っています。
今回、クーラウ&シベリウス&ベートーヴェンというプログラム。
個々のミニ解説などはSNSサイトなどにも掲載してきましたが、どの作品も共通して言えるのは
「ロマン」がぎっしりということ。人間というもの200年、300年たってもそれほど変わらない生き物です。良くも悪くも・・・・時代が違っても語りたい「ロマン」は同じで、その表現の様式スタイルが異なるだけ。
クーラウのスタイルはベートーヴェンと近いもの。それでもクーラウ独特の語法があり、何よりドイツ~デンマークという文化環境の変化が見せる音楽の違いは面白い。
シベリウスの劇音楽へのセンスは抜群!ほの暗いドラマを独特のオーケストレーションで描きます。
今回メインのベートーヴェン交響曲第2番!これは私自身大変に久しぶりに手掛けます。
勉強は若いころから繰り返し機会がありましたが、実演の機会は意外と少ないのです。でも9曲の中で大変n好きな作品となっています。
D-Dur ニ長調の持つ性格というのは(シベリウスは黄色を感じていましたが)、調性の色、性格づけの中で古来より「歓喜」という表現に使われています。宗教曲にも多いですね。弦楽アンサンブルもD-Durが多いのですが、これは調弦の特性にも関係あるかと・・・
とにかく、この作品の持つ特色を今回メンバーの皆さんと真正面から取り組んでいます。
楽しみにお聴きいただけると嬉しいです。
あま市は、合併都市なのですね。ホールのある「木田駅」のまわりも のどかな土地が広がっています。
ゆったりした雰囲気でホールにたどり着けますね。ホールもきれいです!
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