謹賀新年2016 Hyvää Uutta Vuotta 2016

明けましておめでとうございます。

新年いかがお過ごしでしょうか。
昨年は本当にお世話になりました。Sibelius&Nielsen おふたりの生誕150年の年、様々なことに関わる機会をいただきました。あらためて感謝申し上げます。

ステージでは圧倒的にこの二人の作品を取り上げる機会が増え、
演奏会プログラムへの執筆も増え、フィンランドから来日演奏家の公演にむけての文章を執筆の機会もありました。
フィンランド・北欧音楽・シベリウスというカテゴリーでの講演や講習会もありました。
プレス向けに記者クラブでお話という貴重な機会もありました。
音楽雑誌の特集記事寄稿、取材も多かった1年でした。

そしてちょうど1年前に鉢巻きを締めて取り掛かっていた「ポホヨラの調べ」もお陰様で昨年4月に出版。
しかし厳しい情勢の中、8月に出版社から連絡が入り12月に正式に倒産という運びとなり、在庫の本の行方は未定の状態です。

2015年という年に向かってはその3~4年前から様々準備をはじめ、一つの大きな「山」として目指していました。
それは個人的にも、また日本シベリウス協会としてもそうでした。お陰様でシベリウス協会は継続した大きな企画をすべて成功裏に終えることができ、本国フィンランドからも高い評価と励ましのメッセージを頂いております。

またこの山を目指す中で、新たな大きな役割を拝命したのも2015年でした。
ACO愛知室内オーケストラという若い小規模のオーケストラのメンバーと、常任指揮者というポジションを頂いた中での活動の1年が過ぎたところです。
年2回の定期演奏会、いずれも演奏内容として良い評価を頂いております。少しずつ演奏の場も広がってきています。まだまだ運営体制は安定とはいえませんが、大切なことは目の前のお客様に充実の音楽の時間をいつもお届けできること。それをめざして、若い素晴らしいメンバーと一緒にACOならではの活動の展開をこれからも目指してまいります。今後とも応援していただけるよう、尽力します。

昨年末は本当に年越しをしたという実感がないまま過ぎていましたが、今年は少しそれらしいこともできました。
はじめて、おせち料理の一部分を一人で作ってみました。

中でも黒豆と、田作りは母にも好評でした。
最近野菜料理が面白くて、少しずつレパートリーを広げています。ゴボウの処理も今回遅まきながら覚えました。根菜は不思議なもので、大地のメッセージが手に伝わってくるような気がします。そんな感覚は一生大事にしたいと思いながら、珍しく台所に立っていた年末でした。

21世紀の地球の宿題は難題となっています。現在の住人が解決のために頭に汗をかかなくては、きっと22世紀はやってこないでしょう・・・。20世紀までの解決方法を踏襲する愚かなことはストップしたいものです。

厳しい2016年ですが、一歩でも良い方向に動いてゆくことを願うばかりです。

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