金沢ミッション終了

 今年1月に定期演奏会で共演した金沢大学フィルハーモニー管弦楽団は、サマーコンサートを学生指揮者のもと開催します。そのリハーサルに1~2度客演指揮をした指揮者が指導にゆく、という伝統があるようで、今回5月と6月にまいりました。

学生指揮者二人により、シューベルトSym7「未完成」と、ドヴォジャークSym8を演奏します。
両方ともなかなか手ごわい作品ですが、学生指揮者はじめ、トップ陣作品にしっかり向き合っています。

自分の役割は学生指揮者への指導もあると思うので、いろいろ客観的にみて指摘します。
そしてオーケストラ側の問題点も共有し気が付いてもらうという流れを作ります。演奏するのは学生たちなので。
5月に一度行ってから、2度目の今日 ずいぶん変化がありましたね。積み重ねというのは凄いものだとあらためて思いました。

月末に公演ということ、あと3週間頑張ってください!

しかし、客観的にみるというのは かなり私自身にも勉強になることが多く、この機会に感謝です。
指揮者というのは、自分で音を出せません。伝える技術は必要です。そのひとつが指揮法。
でも、それだけではない・・・。作品から何を読み取っているか、オーケストラと何を作り上げようとするか、
目の前の音がどうなっているのか、どうすればよいのか・・・・一瞬の間に恐ろしく多くのことを認識判断する仕事だと思っています。耳、が何より大切。

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