この冬は、吹奏楽、ウィンドオーケストラの本場が重なりました。
トップバッターは、国立音大のウィンドシンフォニー。1,2年生の授業公演です。
大学の講堂で開催します。夏は平日でしたが、今度は土曜日開催です。ぜひ多くの皆さんにお聴きいただきたくお待ち申し上げます。
夏の企画に引き続き、国立音大の作曲専攻担当の先生方の作品を演奏します。
冬は、丸山和範先生、そして中橋愛生先生です。お二人とも幅広い活動をされていますが、中橋先生が番組の案内を務められている、吹奏楽のひびき(NHK-FM)では、公開録画の演奏の初回で指揮をさせていただきました。今回のお二人の作品、ぜひお楽しみに!
そして、プログラムの最後には、昨年度まで大変にお世話になっていた、故淀彰先生編曲の作品を演奏します。この1年、先生を失い、でも学生たち、しっかりと歩んできました。その想いも天国に届くことを願っています。
そしてその翌日には相愛大学のウィンドオーケストラのステージを半分務めます。
昨年同様、若林義人先生が後半を指揮されます。
今年は、はじめて、相愛のウィンドオーケストラが、相愛オーケストラ同様、シンフォニーホールで公演を行います。歴史を経て相愛のウィンドも大きな規模になってきています。学生たちにとっても、このホールでの公演は、大きな成長をもたらすものになると思います。ぜひ多くの皆さんにお聴きいただきたいともいます。
何といっても、相愛大学出身で現在アメリカ・クリーブランド管弦楽団で活躍する、チューバの杉山康人さんが客演です!お楽しみに!
そして、3つめは、1曲だけ自分は指揮をする公演です。
現在国立音大は、Aブラス(3,4年生) Bブラス(1,2年生)として授業をわけています。
Aブラスはこのところ、イーストマン音楽院の指揮者、スキャッタディ先生が客演指揮を務めてくださっています。今年もそうなのですが、トロンボーンのジャック・モージェさんのソロでお送りする新作協奏曲のみ、私が担当することになりました。
実は、昨年、相愛のウィンドオーケストラで、モージェさんと共演しています。
その出会いがあり、今回の1曲客演のご指名がモージェさんからありました。
光栄なことです。そしてその新作は、とても楽しく、ノリのよい作品です。
こちらもお楽しみに。
プログラム全体に、とても重厚な作品が並びます。かつ楽しい作品です。
こちらも多くのお客様、お待ち申し上げます。
この3つの公演に加え、横浜国大、金沢大学、という2つの一般大学の学生との公演も冬です。
若者に囲まれて過ごす、今年の厳しそうな冬!エネルギーをたくさんもらって、ぽかぽかになりそうです。
しかし心は大きな宿題に対して焦りで真っ青な状態であります。
よいエネルギーもらって、驀進します!
皆さん、若い響き、ぜひご来場お待ちします!!
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