公演1週間前、集中練習終了。
オーケストラ・エレティール第50回定期演奏会は、10月11日(土)午後6時開演です。
台風の影響が出る中、日曜日はついにソリスト&武蔵野合唱団との合同リハーサル。
4楽章~5楽章を通したときには、オーケストラにも、何かこれまでにない変化を感じました。
エレティールは合唱を含む公演は、初めてです。声楽曲の演奏は、時折。前回もマーラーSym.4で
ソプラノの朴さんと共演。
後方からソリストと合唱団の充実の響きを受け、最後のリハーサルを終えました
ここから数日、それぞれにまた一瞬の時に確実な表現を為すために精進します
25年間の歩みの一つの形、第50回定期演奏会にぜひご来場ください。
今回の合唱指揮者は、桐朋学園時代の同門同級生指揮者、
バンダを指揮する副指揮者には、お弟子様とともに、東京藝大の学生の方にもお手伝いしてもらっています。
エレティールの皆さんとの25年の歴史、そして武蔵野合唱団の皆さんとは、1988年から3年ほどご一緒した、やはり25年ほどの時間、その2つのご縁がこの公演に集まっているということ、自分にとって懐しむ気持ちとともに、一つの大きな区切りを感じています。節目と言った方が良いかな・・。
ソリストのお二人も、昔の合唱&オペラのご縁。
自分は初めて見ました。こんなマイク!耳だ~~~~!
帰宅して、ドイツの映画をTV視聴。(偶然みつけましたが)、
英語教師Koch先生のお話。素敵です。
「ホタルノヒカリ」流れました。(今の朝ドラも素敵ですね)
今に通ずる複層的な問題をたくさん提示してくれている映画、
人が育つこと、何が一番大切なのか・・・
暖かく描いています。ドイツのサッカー熱はここから?
どうやら、そのようですね。コンラート・コッホさんが生徒と作ったサッカークラブのお話。
ボールの行方を追い、ポジションの役割を果たし、相手を見て動き・・
アンサンブルも同じなんですよね。
ひとりでは描けない世界を、100名を超すメンバーのアンサンブルの魂で
圧倒的なものを表現できる。
合唱指揮・バンダの指揮などでかかわってきた「復活」の指揮台に立ってみて、
この素晴らしい作品への敬服と作曲家への敬意とともに、
250名ほどのメンバーが集っての音の世界そのものにも、あらためて自分は想いを新たにし、そこに向かう覚悟をしています。
ところで、現在暴風雨の千葉、
明日は大阪の大学で授業ですが、どうなりますか・・・・・
関東地方は早々と休講を決めた学校が多いようです。
皆様気を付けて!
コメント