Helsinkiに行きました

ラハティ交響楽団リハーサル見学二日目は、
交響曲第5番(初稿版)、そして昨日のレンミンカイネンを一部、最後にVn協奏曲(初稿版)のソロあわせ。
 

Sym.5の初稿版は、自分は4月に名古屋フィルハーモニー交響楽団で演奏されたとき、資料楽譜とともにリハーサルからお邪魔。貴重な時間をいただきました。これまで録音でこの初稿版を残しているのは、このラハティ響のみ。しかし録音当時からメンバーは大きく変化しています。かなりの人が今回初めて初稿版に取り組んでいると思います。

やはり実用的なパート譜の状態ではないので、譜めくりということを含めても大変さがあるようです。
初稿版と現行版の違いなどは4月のブログでも触れましたが、構成の違いとオーケストレーションの違いから、
何か質感の変化を大きく感じます。自分も8月はじめに名古屋で現行版を演奏したばかりだったので、
様々身体に残る感覚とともにリハーサルを拝聴。

Vn協奏曲のソリストは、Ilja Gringolts。ラハティ響とも度々共演があるそうです。
非常に繊細で丁寧な演奏スタイル。現行版と比較してより細かな動きが多い初稿版。細部の音を丁寧にゆっくりと作り上げている演奏スタイルからは、これまでに聞いてきたものとは異なる初稿演奏時の様子が目に浮かびました。公演が楽しみです。

リハーサル見学のあとは、ヘルシンキへ!

RSO フィンランド放送交響楽団の定期演奏会。ホールはMusiikkitaloーMusiccenter

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気温が上がり、天気も上々。15時17分発のZで出発。

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ヘルシンキ中央駅、まだ工事中なり。

 

まず向かったのは、Ateneum

tove jansson.jpgもちろん、今年はムーミンの生みの親として知られるトーヴェ・ヤンソンさんの生誕100年記念年。

この中すべてトーヴェ・ヤンソン展になっていました。(実は目的は別にあったのですが・・・・)

じっくりと原画を含めヤンソン女史の生涯と作品の歴史を拝見。
原画の方がムーミンの作品の魂を伝えていますね。哲学です、ムーミンは。
 

1時間ほど見て外にでると、入るときの何倍も長い列が・・・・・水曜日、木曜日は夜8時まで開館ということで、
お仕事帰りの人も見てゆくのでしょうか。

我々はこちらを出て、Musiikkitaloへ。
ヨウコさんからチケットを受け取り、ホール内のカフェで一休み。
開演19時。

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このホールでRSOを拝聴するのは、5.6回目・・・・しかし今回はじめて、オーケストラを前から見ながら聞く席でした。これまではすべて背後あるいは横から。

指揮者Hannu Lintu氏は近年日本への客演もありました。ダイナミック、パワフル、明確という切れ味の良いキャラクターが持ち味でしょうか。
本日は
Sibelius Symphony No.5

Matthew Whittall  The Architecture of Happiness

Richard.Strauss  Es is kein Laut zu vernehmen  Salome

5番の初稿、現行版を一日で聞けたこと、幸せでしたね。
演奏スタイル、楽譜への向かい方はカムさんとリントゥさんはまったく違います。

機能的なRSOの特徴も出ていたシベリウス、またゆっくり振り返ります。
初演の作品は、自分には30年前のスタイルの作品に聞こえました。美しかった、しかし、作品に対していろいろ質問も感じた・・・・これもまた反芻します。

サロメの最後の場面の歌は、力強いNina Stemmeさんの美しい歌が生きていましたね。
 

終演後楽屋口で待ち合わせ、ヨウコさんとお弟子様と、オケの皆さん行きつけのSt.Urho’s Pubへ

jouko ja yuri2014.jpg

今日の公演、Sym.5とサロメのTp1を吹いていたヨウコさん。

joukomasa2.jpg

ヨウコさんの悪友であるお弟子様と

RSO1.jpg

RSOのフルート首席は日本人です。Yuki Koyamaさん(漢字を確認していないので・・・)
コンクール入賞歴などで私もお名前は知っていました。
現在RSOには4名の日本人がいますね。フルート、トランペット、そしてティンパニ・打楽器に二人。
皆さん素晴らしい!

23時30分ヘルシンキ発のバスでラハティに戻ってきました。
しかし、23時19分発の鉄道で戻った方がずっと早かったことを・・・・・後で知りました。アホや。

 

 

 

 

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