この夏も講師としてお招きいただきました。八戸地区。
青森県の吹奏楽指導の先生方とは、すでに15年以上ご縁があります。
小学校、中学校、高校、それぞれの現場で指導されている先生方を対象に、指揮法講習会です。
午前中は、私がpianoを弾きながらの講習。
午後は、こちらの八戸学院光星高校の吹奏楽部の皆さんの協力を得て、バンドを実際に指揮しながらの講習会。課題は「薔薇の謝肉祭」シンプルですが、非常に音楽的に充実で難しい作品。
先生方、現場の生徒さんたちとの充実の時間を感じさせるタクトでした。
スタイルはいろいろで良いのです。ただ、音楽が求めていること、アンサンブルが必要としているタクト、
その点からかい離しているタクト、あるいはそれを邪魔してしまうタクト、それは問題があるので、その点だけ指摘します。形が格好良くても何も伝わらなくては意味がなく・・・指揮法における、手を使う部分は指揮のほんの一部のことだと思います。手の動きだけではなく、身体の重心、表情、雰囲気、そして何より考え。それが指揮。先生方、皆さん生徒さんのために、本当に熱心です、情熱的です。
この光星高校の吹奏楽部の皆さんは、このあと甲子園に向かいます。
青森県代表なのです。応援の演奏も楽しみにしたいですね!!ぜひ頑張ってください!
この日は三社祭の後夜祭。
講習会会場の隣の広場に、山車がぞくぞくと集まりました。
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