Kesäkuu 6月

夏の月がやってきました。
今年は文字通り6月の声とともに、いきなりの真夏日。身体がついてゆきませんね・・・
水分をしっかり補給しましょう。

さて、お知らせに掲載のとおり、2015年から新たなお役目を頂きました。
プロ楽団のポストを頂くことは、指揮者としてもちろん一つの大きな目標でした。
多くの楽団で素晴らしい客演の機会を頂戴してきましたが、まだまだ経験も浅く、大きな公演の数が多いわけではありません。その中で、2回の定期演奏会の共演から今回のオファーを頂いたこと、非常にうれしく思っています。
同時に、この世代に入った指揮者として あらためて自分を鍛えなおし、そして引き続き探究心を緩めず音の追及、作品への正面からの視線を外さずにメンバーとともに、大事なステージを築き上げること、目指す覚悟です。

愛知室内オーケストラは、ACOという略称を持ち、様々なタイプの活動を12年展開しています。
これまで定期演奏会は年1回でした。これを増やしてゆくこと、そして室内オケならではのプログラミングをシリーズ化できることなど、活動への展望は広がっています。まだまだオーケストラとしての基盤はこれからという若い楽団です。多くの皆様のご支援、ご声援をよろしくお願いいたします。

就任記念公演は、2015年2月27日(金)です。内容の詳細が決定しましたら、またあらためてご報告させていただきます。

 

週末は移動、
土曜日はアンサンブル・フランのリハーサル。いよいよ近づいてきました。
北欧つながり、といってもまったくタイプの異なる作曲家が並んでいます。
そしてヨウコさんのソロは、18世紀のチェコの作曲家のもの。これまた語法がまったく異なります。
そのあたりを、最後まで追及してしあげてゆきたいと思います。

日曜日は彦根へ。

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リハーサルは市民会館で行っています。14時から20時30分。分奏も挟みながら、グリーグとニルセンを。
ニルセンの難しさにはまりつつも、その個性あふれる語法に魅力を感じているメンバーがどんどん増えているようでとても嬉しいです。当日は、お客様も巻き込んでのニルセン炸裂!というステージを目指します。
グリーグのピアノ協奏曲は、このオーケストラのチェロメンバーでもあるピアニストの方との共演。仲間の支えで演奏するというのは、とても気持ち良いのではないでしょうか・・・。皆さんもソリストをよく知っていらっしゃるということは、アンサンブルの上でも一歩踏み込んだ音楽の心のコンタクトができると思います。
「音楽家である前に、人であれ」と言葉を残しているグリーグの魂を奏でたいと思います。

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街のあちらこちらに様々な大きさと素材による「ひこにゃん」です。

「ひこにゃん」の強力なライバル、「くまもん」のお里から、このオーケストラには3名の方がいます。
いろいろお話して、元熊本交響楽団であったという方があらたに2名!実際に私が熊本で共演しているコントラバスの方と加えて、3名も。誰かが「ひこにゃんの偵察ですか・・・」とおっしゃっていた・・・・・(^_^.)

月曜日は、こちら

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ほぼ1年ぶりの相愛大学。今年はウィンドオーケストラ定期演奏会は11月になっています。
11月30日、初めての大阪ザ・シンフォニーホール。相愛のオーケストラはいつもシンフォニーで行ってきていますが、ウィンドオーケストラは初めて。学生たち、気合が入っていることがよくわかりました。
自分が手掛ける作品、いずれもある種の難しさがありますが なかなか覚悟を決めて取り組んでいるという音がしています。更に磨き上げて、あの素晴らしいホールに必ず見事な響きを作り上げてゆきましょう!
とても楽しみです。

相愛大学とご縁を得てからもすでに20年。自分の師匠、兄弟子の皆さんとともにオーケストラの授業、合宿、公演という流れで毎年関わってきました。師匠や兄弟子の前でリハーサルをするという、「針のむしろ」「まな板の上のコイ」状態を毎年経験して、いろいろなことを勉強させていただきました。ある種の修業の場でありました。その時間にはとっても感謝しています。あの当時学生としてであった多くの皆さん、現在プロの現場で出会う顔も多いですよ。相愛大学のオーケストラ教育は定評があります。じっくりと公演にむけて作り上げてゆき、その中でオーケストラのノウハウを勉強しています。
オーケストラは、今年師匠、尾高先生のタクトでの定期演奏会です。
その前に、西日本のツアーがあることを知りました。後日情報掲載します。ぜひ!お聴きください!

6月、色とりどりの紫陽花も楽しみです。

 

 

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