いろいろと次の公演企画にむけて始動。
先週末は7月に2年ぶりの共演をする、名古屋シンフォニアのリハーサルが始まった。
このところ名古屋市内での公演が続いていて、皆さんご来場くださっていたので2年ぶりという感じがしなかったものの、前回の北欧プログラムの時から確実に2年が経過している。
今年の2月にはお弟子様、佐伯君もこのオーケストラに客演して ブラームスの3番という王道プログラムで良い結果をだしたと聞いている。おめでとう。
ということで、今回のプログラムは前半北欧、後半ロシアという、やはり北志向のプログラム。
グリーグの抒情組曲はチャーミングで美しいが、意外に手ごわい。
シベリウスのVn協奏曲は、今回のソリストとは別のところで度々共演をしている。ソリスト、平光真彌さんは、このところ共演の機会が多い、愛知室内オーケストラのコンサートマスター。愛知県芸出身。とても力のあるリーダーだ。名古屋シンフォニアの弦楽器もご指導いただいている。長くコンサートマスターの経験を持つヴァイオリニストとの協奏曲は、アンサンブルをともに作り上げるという面でも非常に楽しみ。実は今年の8月、このところ夏の恒例となった札幌での公演でも、大平まゆみさんという札響のコンサートマスターを務める方がソリストでシベリウスを共演する。大平さんとは以前に札響でもこの曲で共演している。
今年も2度、シベリウスの協奏曲の機会を得て、どちらもコンサートマスター、
昨年も2度の機会があり、いずれもフレッシュな若手と共演。素晴らしいソリストが日本には多いということを実感する。
話は戻り、シンフォニアのメインは、ショスタコーヴィチの6番。自分は2度目の取り組み。
今回、今一度作品の分析をやりなおした。ショスタコーヴィチ独特のトリッキーなフレーズの構成は、魅力でもあり謎である。作品じたいの性格はつかみやすいのだが、作品の言葉を語りつくすためには、共有する文法をしっかり見極めなくてはいけない・・・・。
シンフォニアの皆さんとの初リハーサルは、短い時間ながら本番が楽しみになる内容だった。
リハーサルのあとには、北欧カフェを教えていただいた!
Rajakivi. オーナーのお名前由来の命名と伺った。もちろんフィンランド語。
このお方もお店にいましたよ。
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