Sibeliustalossa

おそらく、

2000年3月オープンのシベリウスホールステージに、こんなに日本人が乗ったのは初めてだと思う。

本日はカプリース・キッズ・アンサンブルのツアー公演初日。
シベリウスホールにて、ラハティのコンセルヴァトリ―の弦楽オーケストラとのジョイントコンサートでした。

公演のあとはヘルシンキに戻るため、ラハティの宿をチェックアウト、
ホテルのシステムで9時から近所のお店で朝食を調達
その後大きな荷物を私の部屋に全員分運び、
ホールまでタクシー組みと徒歩組み(湖経由)にわかれてシベリウスホールに向かいました。

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気温が上がったと言っても、本日は少々冷たい空気、
氷が薄くなっているよという警告がありながらも、ヴェシヤルヴィの上では釣りをする人の姿が、
そんな湖の風景を堪能しながら、徒歩組みと一緒に自分はホール入り、

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音楽祭で毎日リハーサル見学勉強させていただくホールに、いつものように楽屋口からの入場をして
そしてステージに向かう・・・2000年から何度このホールに来たか数えるのはもうやめましたが、
ある意味慣れ親しんだホールなので、なんだか落ち着いてしまいました。

カプリースの皆さん、このホールの響きに驚き、感激、
ホールロビーの美しさに感嘆の声!
そうですね、本当にここは美しい環境の中の美しいホールです。

自分も2001年の1月に、スポンサー向けのコンサートでステージを頂いています。
さすがにあの時は、今より緊張モードでしたが、楽しかった。

 

11時よりカプリースのみのリハーサル。
その後、13時からジョイントプログラム2曲を、
そしてラハティ側のリハーサル。
開演15時。

メンバー、肝が据わっています。
上手袖で聞いていた感じでは、冒頭のグリーグ・ホルベアは、とてもよい響きと流れでしたね。

メンデルスゾーンのオクテットはトップメンバーのみでの演奏。難易度の高い曲ですが果敢に若者たち作品に向かっていたと感じました。

始まりがチケットボックスにお客様並んでいらした関係で遅れて、
その後も少しずつ遅れが積み重なり、3曲目のスークの重量級の作品で前半が終わりましたが、
なかなかおなか一杯の前半。

休憩時間ロビーで、ラハティ響のメンバーと話をしました。
お子さんが今日出演しているというファゴットのハッリさんご夫妻、いつもお世話になっているマルヤッタさんご夫妻、元の3番手のコンマス、ペトリさんなど、ご来場本当にありがとうございました!
 

後半は、ラハティのUusi Lahti Kamariorkesteriの演奏から。
カプリースのメンバーも2曲だけ客席で聞くことにして、一緒に席に座りました。
やはりPalolaさんの作品が印象に残りましたね。ヴァイオリン奏者のバンダも、客席の皆さん興味津々に見えました。美しかった。

カヤヌスの子守唄も本当に美しい。

この2曲はヤンネさんの指揮。
 

音楽的な基礎が大切だということを、今日の演奏でも痛感。派手なパフォーマンスなどはないですが、音程や音色に気を付けるという姿勢が、あの見事な響きを生むということを目の当たりにしている想い。
ソリスティックに腕のある人も何人か。小細工はしない、でも確実な美しいきちんとした音を届けられる。
そこから成長するにつれ、自分なりの味わいや更なる表現の幅も広がってゆくのだろう・・・と、未来を感じさせる原石のピュアな美しさを堪能でした。音程というピンポイントの正確さではなく、和声感がある音程感覚という意味において、とても力があるなと昔も今も思います。

ラハティの演奏のあと、カプリース最後の曲、トリプティーク、
これはやはり特徴ある作品の味がお客様にも喜んでいただけたと感じます。

そして合同の2曲。
まずは、ヤンネ先生指揮で、シベリウス・ロマンス。 倍増の弦楽器の人数からは、豊かな美しい響きがホールに満ちたと感じました。そして自分の日本の曲、こちらも和製のリズム、旋律の歌い回し、などなど皆さん丁寧に面白がって弾いてくれていたようです。

やはり、長いコンサートでした。
 

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シベリウスホール入口壁面のポスター、

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チケット売り場に掲げられていたポスター。

興味を持って足を運んでくださった皆さんに深い感謝を!

さて

演奏会の後は、ホールでレセプション。

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きれいにセッティングされたお料理が。

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Eero校長先生のごあいさつで開始。

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歓談の中、あっという間に子供たち、若者同士仲良くなったようです。先生陣としては、何よりうれしいこと。
シャイなフィンランド人、でも打ち解けると楽しい・・・よく言われることですが、それが日本人と似ているということで、おそらくテンポが合うのでしょうね。気質が似ていると、言葉の壁をあっという間に乗り越える、そんな様子が見えました。

ラハティのメンバーから素敵なプレゼントが!

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チェロトップを務めていた生徒さんが、カンテレを持参してくれて演奏を披露!
彼女のお母様がカンテレの先生。そしてお父様がチェロの先生、ということで娘さんは両方ともしっかりと学び取っているという、理想の姿!本当に素敵でしたよ。チェロも素晴らしい音を持って、見事なソロを聞かせてくれましたが、このカンテレもすごかった。

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2曲目には、私も大好きなぺリマン二の曲。歌いながら、足でステップも踏みながら、
カンテレをかき鳴らす。まさにカレヴァラの世界にも通じるような趣。ヴァイオリンはバンダの位置で演奏していた生徒さん。彼女も美しい音を持っています。

このプレゼントは多くのカプリースのメンバー、先生方も大喜び!

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さてお返しは、即興だったのですが、
「ふるさと」の斉唱&カンテレ伴奏つき
さきほどのカンテレ奏者の生徒さんに、ふるさとを一節聞いてもらい、和声をつけて伴奏してもらいました。
急きょでしたがすぐに対応してくれました。Kiitos!

プレゼント交換もありましたよ。
ラハティの学校からは貴重なメモリーとなるグッズとカード、
日本の生徒からも、折り紙で作成した大きな飾り物。鶴もたくさん折っていたようで、ホールロビーの机のあちこちに飾り、お客様にも持ち帰っていただいたようです。
あとは、私は初めて見たのですが、「寿司」の形をしたろうそく。
ラハティの生徒さんも喜んでくださったようです。

時間は経ち、

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この季節のこの光が見られるとは思っていなかった。うれしい驚き。
 

ホールを離れチャーターバスで、私の部屋により、

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朝と逆の作業を分担して行い、バスに荷物を積み込み・・・・・

いろいろと問題発生もありながら、順番に解決して、

皆さんヘルシンキに向かいました!無事の到着を祈ります!

 

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私までいただいてしまいました。素敵な贈り物。Suuri Kiitos!

さ、明日はヘルシンキ。Temppeliaukion Kirkko!

Kaartinsoittokuntaの皆さんとの演奏会以来です。

 

 

 

 

 

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