リハーサルはしご!

まずは10時から14時まで、都内で新日響のリハーサル。これは今月27日の公演です。迫っております。
久しぶりに行った「新宿村」 リハーサル会場が立ち並ぶ界隈。昔の姿とはかなり変わっている。
懐かしい地域、オペラの稽古でずいぶん通ったところ。

新日響も1週間前というところで、いろいろな意味で佳境に。
リエンツィ序曲は、夏のハイメスに続いての演奏となりますが、弦楽器セクションのサイズが一回り新日響のほうが大きいですね。どんな響きに仕上がりますか・・・

そしてメインはドヴォジャーク#9番。こちらも演奏回数は多いのですが、時間をかけてリハーサルを積んでの演奏は実は多くない。アマチュアオケで演奏した回数が意外に少ない。そしてこれは親しみやすいが演奏は簡単ではない・・・。誰もが知る作品。その怖さもあるが、独特の難しさがある。

ワーグナーとドヴォジャークに挟まれて、シベリウスの6番を演奏する。
このようなプログラム環境は初めてなので、自分でもどのような流れと響きのドラマが生まれるか、少しドキドキしている。そして新日響の皆さんは、とてもしっかりセクションで仕上げをめざしている。最後の磨き上げ、来週のリハーサルで行います。

14時で終え会場を飛び出し、6番の余韻が残る中新幹線に乗り、一路仙台へ。
新幹線ではうっかり短時間熟睡をしてしまった・・・。

宿泊先に入り荷物を置き、ほどなくして練習会場へ。青年文化センターの交流ホール。
8月以来ですね。
まずはコンチェルトから。会田莉凡さんは、今日もしっかりとオーケストラの音をきき、
さらにアプローチを深めてくる。楽しみですね。きちんと会話ができるソリストはオーケストラも気持ちが前向きになります。メンバーの皆さんがどんどん顔が変わってゆくのがわかって、自分も楽しいです。

そして交響曲第1番。こちらもいろいろな面でオーケストラが内側から奏でるようになってきて、
能動的なアンサンブルが聞こえます。合わせるのではなく結果として合う流れ。それを生みださなくては指揮者の意味はない・・・。

ニルセンも作品のシビアな書き方に緊張が走るが・・・・明日はよい響きが生まれそうな予感がしている。

今日はリハーサルに高校の同級生が見学に来てくれた。
仙台の仕事の時は、時々会っている。高校のオーケストラで一緒にヴァイオリンを弾いていた仲間。
 

リハーサル後、同級生と莉凡さんと一緒にご飯。
我々は十分に莉凡さんのお母さん世代であります。面白くおいしい時間となりました。
どうもありがとう!!!

さて、明日に備えゆっくり休みます。集中力です。そして心の中にNordicの風を!

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