仙台ニューフィルの公演も迫ってきました。
今日は、ソロ合わせ。オーケストラの皆さんも期待に満ちた様子で待っていたようです。
ソロ合わせが終わった後で、会田莉凡さん、そしてコンサートマスター宮本さん。
2時間弱、休憩をはさみながらもほぼ2回分通しました。豊かな音色と骨格の明確な音楽、そして美しい音程。小柄ながらとても大きな音楽を奏でる莉凡さんの演奏に、メンバーの皆さんも大感激していたようです!
コンサートマスターとしての経験、室内楽の経験、まだお若いながらも多くのアンサンブル経験を持つ莉凡さん、協奏曲においてもオーケストラとの会話を大事にしつつ、主調します。そのバランスが素晴らしい。
彼女を初めて見た(聞いた)のは、実はテレビ。音大の合同オーケストラコンサートの様子が放映されていて、そのステージ前半のコンサートマスターの素晴らしさに「この若いお姉さんは誰ぞ!」と、チェックが入った私でした。その時の印象は間違っていなかったことは、先月ピアノで打ち合わせした時に確信しました。
20日の本番が楽しみです。
この日も長時間リハーサル。2時から8時。協奏曲のあとは交響曲第1番。
こちらもオーケストラの皆さんの積み重ねが素晴らしく、どんどん作品が輝いてきます。
アンサンブルの難しい箇所をピックアップしながら、週末の本番を目指したリハーサルとなりました。
演奏会はニルセンのヘリオス序曲からスタート。なんといっても冒頭です。
深遠なチェロとコントラバスの響きから、ホルンが紡ぎだす悠久の時間、宇宙空間。
ニルセンに特徴的なヴァイオリンの難しさはこの短い作品でもちゃんと存在しており・・・
あと数日、最後のがんばりです!
仙台ニューフィルの皆さんとは数年おきに共演の機会を頂いてきました。
今回どんなステージになりますか。楽しみです。
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