シベリウス音楽祭リハーサル拝聴

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2000年3月にオープンしたシベリウスホールに通い続けて・・・14回目の音楽祭拝聴。
シベリウスは管弦楽作品の数は多くはありません。交響曲、交響詩・音詩、劇音楽、合唱曲などなど、管弦楽作品をテーマを持って組み合わせ14回目を迎えています。

今年は「Legends,a Tempest and an Oriental Feast at the Sibelius Festival」 と銘打って
珍しい作品も並びます。

本日からリハーサル拝聴。オーケストラはすでに先週二日間リハーサルがありました。
 

King Christian IIのコンサート組曲からリハーサルスタート。6月に自分も手掛けたばかり。
あの響きがよみがえりましたね。
マエストロ、カムさんは非常に大きなドラマを持って歌わせる指揮者です。
この劇音楽もその方向で作られていました。

Scene de Balletは1891年の作品。そうです、先週滞在していたウィーンでシベリウスが留学していたころの作品。こちらの場所がシベリウスのウィーン時代のすみか

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ここから生まれた作品です。クッレルヴォへの道も十分感じられる作品で、いささか不思議な構成を感じますが、ワルツを意識したスタイルは、明らかにウィーンでの音楽体験が影響しているということを学者のムルトマキさんも指摘されています。

Cortege そして Musik zu einer Sceneは オスモさん時代度々アンコールでも拝聴していました。
重心の低い響きと音楽を持つカムさんは、また違った流れと響きを作られています。

Pelleas & Melisandeもラハティ響で度々拝聴しましたが、やはりカムさんの手にかかると、
重厚で雄弁なトーンになりますね。

今回ラハティ響はコンサートマスターが変わりました。
これまでのヤーッコ・クーシスト、ユルキ・ラソンパロ お二人ともラハティ響を離れています。
大きな変化ですね。弦楽器のメンバーはどんどん変わります。

1年ぶりのラハティ響、皆さんあたたかく声をかけてくださいます。Kiitos
そして日本の現状を心配してくれる方が多いです。もちろんニュースはこちらにも届いていて特に原発関連については、フィンランドも経験者(ロシアのお隣の国)なので切実なのかもしれないですね。

リハーサルのあとは、恒例の図書館もうで。

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貴重な資料を見つけましたが、2週間ですべて読み切るのは無理・・・必要なことを探し出したいと思います。
後日購入ですね。

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自分の部屋のすぐそばにあるToriが現在駐車場工事のため閉鎖。
このようなものがたくさん売られる市場は、市立劇場・図書館のそばに動いていました。さっそく購入。
 

ベリーはそのまま、いただいています。目が疲れるこの頃・・・・ブルーベリーのお世話になります。
あと、ニンジンもよいそうなので、買いました!

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いろいろ作業をすすめていたら、夕焼けが見え始めたので、湖に向かいました。
美しい茜色。フィンランド滞在の醍醐味です。

 

 

コメント

コメント一覧 (3件)

  • 新田先生、
    久しぶりに我が故郷のミネソタオーケストラのサイトを訪れてびっくり。
    すごいことになっていたのですね!
    コンサートはすべてキャンセルになっているし、オスモさんも辞めるかもしれないみたいなことが書いてありました。いったい何が起きているのか新田先生教えてくれませんか?
    Lock outだと書いてありましたが、僕がミネソタに留学していた頃は、ベートベンのサイクルのCDの評価がすごく良くて、オスモさんがオーケストラのレベルを上げたと順風満帆のように思っていたのですが…
    オスモさんの指揮を見て僕はクラシックが好きになったので、離婚もされたみたいで、不運続きで心配です。 この際アメリカなんかやめて大阪フィルの音楽監督に大植英次の後任として就任して欲しいです。
    徳島県の竹内より。

  • 竹内様
    こんにちは、コメントありがとうございました。
    この件、自分も事態が大きくなっていていったいどうなるのやら・・という心情で今は何もコメントできない状態です。
    http://minnesota.publicradio.org/display/web/2013/09/04/daily-circuit-minnesota-orchestra-lockout
    http://www.artsjournal.com/slippeddisc/2013/09/minnesota-board-osmo-can-go.html
    この2つの記事で最新の状況が報じられていると思います。
    オスモさんとこの件で直接何も連絡をやりとりはしていません。静観しています。オーケストラ経営がいかに大変であるかを、考えさせられる事態です。

  • オーケストラの主要メンバーの多くが辞めていっていますね。
    Sarah Kwak はオレゴンへ、25年間ミネソタオーケストラで過ごしたクラリネットのBurt Hara はL.Aフィルへ移籍したとありました。
    アメリカ人の行動の速さと移動好きには驚きます。
    僕だったら愛着のある故郷を離れるのはいやだし、簡単に移動するのもいや。
    メンバーが大きく入れ替わったオーケストラでいい演奏は期待できるのでしょうか? シベリウスのサイクルのレコーディングはどうなるのでしょうか?
    その昔、バレンボイムやチョンミュンフンのような超大物指揮者でも自分のオーケストラを解雇になったそうで、オスモさんも辞めても何の不思議もないという世界なのでしょうか?オーケストラの世界はよく分からんです。

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