2000年3月にオープンしたシベリウスホールに通い続けて・・・14回目の音楽祭拝聴。
シベリウスは管弦楽作品の数は多くはありません。交響曲、交響詩・音詩、劇音楽、合唱曲などなど、管弦楽作品をテーマを持って組み合わせ14回目を迎えています。
今年は「Legends,a Tempest and an Oriental Feast at the Sibelius Festival」 と銘打って
珍しい作品も並びます。
本日からリハーサル拝聴。オーケストラはすでに先週二日間リハーサルがありました。
King Christian IIのコンサート組曲からリハーサルスタート。6月に自分も手掛けたばかり。
あの響きがよみがえりましたね。
マエストロ、カムさんは非常に大きなドラマを持って歌わせる指揮者です。
この劇音楽もその方向で作られていました。
Scene de Balletは1891年の作品。そうです、先週滞在していたウィーンでシベリウスが留学していたころの作品。こちらの場所がシベリウスのウィーン時代のすみか
コメント
コメント一覧 (3件)
新田先生、
久しぶりに我が故郷のミネソタオーケストラのサイトを訪れてびっくり。
すごいことになっていたのですね!
コンサートはすべてキャンセルになっているし、オスモさんも辞めるかもしれないみたいなことが書いてありました。いったい何が起きているのか新田先生教えてくれませんか?
Lock outだと書いてありましたが、僕がミネソタに留学していた頃は、ベートベンのサイクルのCDの評価がすごく良くて、オスモさんがオーケストラのレベルを上げたと順風満帆のように思っていたのですが…
オスモさんの指揮を見て僕はクラシックが好きになったので、離婚もされたみたいで、不運続きで心配です。 この際アメリカなんかやめて大阪フィルの音楽監督に大植英次の後任として就任して欲しいです。
徳島県の竹内より。
竹内様
こんにちは、コメントありがとうございました。
この件、自分も事態が大きくなっていていったいどうなるのやら・・という心情で今は何もコメントできない状態です。
http://minnesota.publicradio.org/display/web/2013/09/04/daily-circuit-minnesota-orchestra-lockout
http://www.artsjournal.com/slippeddisc/2013/09/minnesota-board-osmo-can-go.html
この2つの記事で最新の状況が報じられていると思います。
オスモさんとこの件で直接何も連絡をやりとりはしていません。静観しています。オーケストラ経営がいかに大変であるかを、考えさせられる事態です。
オーケストラの主要メンバーの多くが辞めていっていますね。
Sarah Kwak はオレゴンへ、25年間ミネソタオーケストラで過ごしたクラリネットのBurt Hara はL.Aフィルへ移籍したとありました。
アメリカ人の行動の速さと移動好きには驚きます。
僕だったら愛着のある故郷を離れるのはいやだし、簡単に移動するのもいや。
メンバーが大きく入れ替わったオーケストラでいい演奏は期待できるのでしょうか? シベリウスのサイクルのレコーディングはどうなるのでしょうか?
その昔、バレンボイムやチョンミュンフンのような超大物指揮者でも自分のオーケストラを解雇になったそうで、オスモさんも辞めても何の不思議もないという世界なのでしょうか?オーケストラの世界はよく分からんです。