京都大学交響楽団第193回定期演奏会京都公演終了

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西宮公演から一日はさみ本拠地、京都コンサートホールでの2度目の定期演奏会。
事前のチケットは完売状態。素晴らしいことです。

学生たち、さすがに落ち着いていましたね。ホームグランドというのはよいものです。素晴らしいホールをホームとできるなんて、現代の学生たちは大変に恵まれていると感じます。代々の卒業生の支え、大学の支えもあってのことでしょう。
しかし、今回京大オケと数か月関わって一番感じたことは、コンサートを自分たちの手で作り上げるという意識が非常に強いこと。コンサートのコンセプト、運営、指揮者の依頼、選曲・・・自分たちで編成した組織の中で十分に討議し、意見交換を行い、そしてその期の総務を中心として作り上げていきます。

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過ごす時間が一番多かった二人。193期総務の渡辺君、そして学生指揮者の志方君。
二人ともよく考える気持ちの良い学生でした。音楽以外のことでも話題が尽きず楽しい時間を過ごさせてもらいました。本当にありがとう、そしてお疲れ様でした。

京都公演の演奏は、3曲とも西宮から数段ステップアップ。ホール環境がずいぶん違います。
ステリハではバランスや響きの確認を中心に。

そしてペール・ギュントでは照明効果も加え、川下さんの語りもまた新たな劇的空間を作って下さり、
それを学生たちが見事に感じ取り 変化もとげ素晴らしかったです。

後半のニルセンは、言うことなし!学生たちを大いにたたえたい。そしてこの作品がきっと京大オケには合っていると今年1月に直感的に思ったことは間違っていなかったと思いましたね。
今期はトップ奏者の大きな交代があり、新トップたちは難解な作品を相手に切磋琢磨大変だったと思う。しかし見事にやり遂げたと感じます。

アンケートを少し見せていただきましたが、初めて聞くニルセンがとても面白かったという声を多くいただき、
非常にうれしかった。

ひたすらに練習を積み上げる京大オケ、その彼らの演奏会を作り上げる意識の高さをじっくりとみせてもらった数か月でした。

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コンサートマスター、三浦君、本当にお疲れ様!

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左から、大変お世話になった金管トレーナーの山崎さん、語りの川下さん、そして交響楽団の部長である岩本先生。本当にありがとうございました!

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uchiage2.jpg平日のよる公演なので、打ち上げ開始は10時30分でありましたよ!学生たちは朝まで、
私は翌日から相愛大学のリハーサルなので、ほどほどに・・・・・・・・(どの程度のほどほどかはご想像に任せて・・・) 学生たちから「世界が広がった」という言葉をもらったことは、とても嬉しかったね。

またどこかで会えることを願っています。

次は素晴らしいマエストロ、大山先生でどんな世界が描かれるのか 楽しみに応援しています!
皆さんの未来に乾杯!Kiitos!!

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