ゲルハルト・オピッツ シューベルトチクルスvol.6

12日のvol.5に続き拝聴。

今回のプログラムは、ソナタホ長調 D459、 ソナタト長調 D894、そして即興曲集 D935
 

オピッツさんの演奏は、聞く人を緊張させない余裕があると今回あらためて感じました。
作品の向き合い方、作品との距離感が どこかほどよくつかず離れずという印象があり、
聴き手の思考や感覚の反芻を同時に許してくれる暖かな時間がある。
 

機能和声は作品という設計図を紐解く一つの物差しですが、その機能を知りつくし
いわば、ベテランの俳優が演じなれた台本に向き合うときのような 「どう演じても伝える本質はかわらぬ」
そんなことも感じます。自由であり背景の世界は明確に存在する。
いつでもその境地で向き合えたら・・・と、自分の精進をまた心に誓う時間でありました。

終演後オピッツさんと奥様にご挨拶。
そしてオピッツさんとウィーン時代のご学友であった、今井顕先生もご来場。
別のところに書きましたが、私が音大受験を決めたのは今井先生のリサイタルでリストのソナタを聞いた時。
まさにその時間がきっかけでした。説明をするのは難しいけれど、「音楽」というものを見た、時間でした。

オピッツさんのシューベルトチクルスは来年が最後の年。vol7.8が2013年12月に開催されます。
これは拝聴したい!

演奏会の後は先日行った初台のイタリアンが満席だったので、何度か行ったことのある根津のレストランまで移動。この日はお弟子様と一緒だったので、忘年会となりました。

オステリア・コムムは、同い年指揮者、栗田君のお薦めのお店。栗田君に連れてきてもらったのが始まり。
本当に美味しいお店です。

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東京下町のお店というのは、本当にあたたかく落ち着きますな。
忘年会終了!お弟子様にも来年またいろいろお世話になります。

 

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