週末はアマチュア関連団体のリハーサルが続く。
アイノラ響の第1回からタクトを持ち公演を務めさせていただいている。
第10回を迎える来年3月の公演は、ある意味ひとつの区切り、けじめ、総括!だと感じている。
交響曲7曲をこれですべて演奏することになる。第5番と第6番を2回ずつ演奏している。第7番を最後に持ってきたのは、自然な流れだった。あわせてタピオラを演奏すること、この上ない喜び。
この2曲の組み合わせは シベリウスの真髄とシベリウスの作曲活動晩年と称される年代の「しるし」を表現することになる。大事な2曲。内容は深く、そしてシンプル。個人的に究極の交響曲、交響詩と思っている。
今年最後のリハーサル、ハープが加わった。
テンペスト、孤独なシュプールともにその色合いがまた鮮やかにそして神秘的になる。
ハープの使い方も非常に練られて独特なシベリウス。
本日最後はタピオラ。この作品の終わりは、いつも自分の原風景が見える。
そして自分の存在が限りなく小さくそこに溶け込み、分子原子レベルで同化して 原始の地球の姿が浮かぶ。
手塚治虫の「火の鳥」の世界・・・少し近いかもしれない。無限、時空を超えて・・・・あらゆる存在を一度に感じる。
アイノラ響のメンバーもこの作品の美しさにはみな魅せられているようだ。
リハーサル後、忘年会&今年のリハーサルの打ち上げを。
運営委員長の音頭でスタート。
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