4年ぶりの共演、オーケストラ・ソノーレ長野の皆さんと週末合宿でした。
場所はとっても涼しく爽やかな菅平!
紅葉が少し始まっていました。標高約1300メートル。
空気もおいしい!
土曜日の午後3時からリハーサル開始。メンバーの皆さんも長野から、松本から、諏訪から、そして上田から三々五々集まってきます。
私は上田駅から車で。メンバーのファゴット奏者ボブさんの運転でした。日本に長く住んでいらっしゃるアメリカの方です。ありがとうございました!!
前回の共演でも合宿練習がありましたが、この宿でしたね。到着して思い出しました!
午後はまずメンデルスゾーン、トロンボーンのない楽章から。
そしてお待ちかね、夕食。
この宿のごはんはとってもおいしいです。
合宿にはおなじみの風景。壮観です。
お昼ご飯を食べていなかったので、夕飯は完食!昼食抜きはいつものこと。一日二食ペースが定番。
おいしいごはんのあとは、ラフマニノフとニルセン。
ニルセンの色彩が少しずつ明確になってきたようです。「フェロー諸島への幻想旅行」は
様々な音楽的シーンが飛び出す、なんとも不思議な作品。あいまいな表現では「????」という印象のまま終わってしまう。冒頭はヘリオスの雰囲気に似ているものの、ヘリオスよりも少々難解。しかしいかにもニルセン。
合宿の夜は宴会。60度のコスケンコルバを持ち込みました。自分は飲めません・・(ちょっとなめた)
こちらお若い女性お二人、チェロとコントラバスのトップ奏者です。チェロの方のご両親を私は知っています。
以前共演した彦根のオーケストラにご両親がいらっしゃいます。こんなに大きな素敵な御嬢さんがいらっしゃったとは!!!
その逆のパターンで、今年と昨年共演した金沢大学のオーボエ奏者のご両親が、このソノーレ長野にいらっしゃいました!驚いた!ブラームスのSym.1で見事なソロを吹いた学生です。
プロの世界もアマチュアの世界も、音楽を通じて本当に思わぬ出会い、再会があります。
そして今日、日曜日は朝9時からリハーサルの続き!
宿泊していない皆さんは朝、再び車で到着です。
ニルセン、そしてメンデルスゾーンのトロンボーンを含む部分を。
「宗教改革」は弦楽器にとって、ある意味マラソンのように走り続ける音楽が続きます。
でもそのrunの中の風景はとてもドラマティック。心身ともにアップダウンの激しい音楽。
それは作品の背景の文化もあわせて考えると、自然にメンデルスゾーンの書いた音楽が浮かぶ。
何度手掛けても毎回作品の魅力を強く感じる交響曲です。
オーケストラの皆さん、非常に熱心に取り組んでいます。
ついついこちらも要求やお願いの嵐になってしまいますが・・・
お昼にリハーサルを終えて、恒例の最後の食事。カレーをいただき解散!
今度はホルンのメンバーの方に上田駅まで送っていただきました。ありがとうございました!
上田駅ではいつものようにお土産探索時間。
少し余裕があったので シンプルなカフェに入り そのあとは・・・・
信州といえばこれです!お蕎麦。おいしい野菜のてんぷらつきです。
上田駅ではこのようなものも
ちょうど週末、お祭りがあったようです。
長野新幹線で東京までほぼ1時間半。近いものです。
新幹線にはこのような絵柄が・・・
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