Sibelius Seura oli Helsingissa

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昨年9月にオープンしたヘルシンキのMusiikkitalo 音楽センターです。
周りがずいぶん整備されていました。

今日は、ラハティを10時に出て車2台に分乗して五か国のフィンランド協会メンバーがヘルシンキへ。
こちらのプロデューサー、アンナ・クローンさんに案内していただき、センターの中を見学。
 

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こちらがメインホール。日本の永田音響の設計。昨年は4回ともステージの後ろ側で拝聴。
今年ははじめて前から(ななめ前かな)拝聴します。

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少々怖い・・・3階席からステージを見学。3階席の一列目は隙間のある柵が目の前にあるだけ。
絶対に靴を落とさないでください!!と下の人は思っているでしょう・・・。

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こちらが室内楽ホール。270席ほどだそうですが、催し物によっては席が不足していて・・・とおっしゃっていました。

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こちらがオペラホール。国立歌劇場は別にあります。ここは小規模の、コンテンポラリーのものを中心にとおっしゃっていました。学生たちの演習でも使うそうです。
 

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こちらは、非常に面白い構造。3つのオルガンが入ってるオルガンホール。壁三面にタイプの異なるものが並んでいます。どんな響きになるのか・・・・興味津々であります。
 

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そしてポップスのホール。シベリウスアカデミーはポピュラー音楽、民族音楽でも非常に高いレベルです。
 

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ご案内くださったアンナ・クローさんを囲んで。国立図書館のティモ・ヴィルタネンさんもいらっしゃいました。
シベリウスアカデミーでも授業をされています。

この建物は、ヘルシンキフィル、フィンランド放送響、そしてシベリウスアカデミーの3つの機関がシェアしています。そのためとってもセキュリティが厳しくて、また内部は迷路のようになっていて・・・・扉を間違えると完全に迷子になりそう。
 

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アカデミーの吹き抜けロビーです。モダンな色使いで素敵ですが・・・・・・・・・・・・・・・・
この階段は高所恐怖症の人には厳しいかもしれない・・・と思いました。
母校、国立音大の新一号館も階ごとにロビーにある椅子の色が違います。壁の色もかえています。
トーンが、ちょっとこのアカデミーに似ていますね。

以前のアカデミーの校舎ももちろん使われているそうです。
この新しい環境、なかなか魅力ですね。
 

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国会議事堂の前、ヘルシンキ駅のすぐそば。そんな立地にある音楽センター。
ますますフィンランドの音楽界は充実することでしょう・・・・2015年が待っている・・・。

五か国のシベリウス協会は、このあと最後のランチミーティング。
本当にヘルシンキのシベリウス協会会長、ラウリ・タラスティ氏には大変お世話になりました。
日本の活動もまた随時報告してゆきます。

ラハティからの移動の車では、デンマーク語ができるフィンランド人とノルウェーの方と一緒だったので、
デンマーク語&ノルウェー語の会話を聞きながら、時々英語で混ざるという状態。
デンマーク、ノルウェー、スウェーデンのスカンジナヴィアノルディック言語は発音が難しい・・・複雑。
でも聞いていると耳に心地よいのです。その分細部の聞き取りが難しい。ノルウェーには2種類の言語があります。スウェーデン語もフィンランド人が公用語として話すスウェーデン語と本国のスウェーデン語はまた少し違う。そんなところも音楽作品には反映してきます。
限られた人生の中、永久に勉強は続きます・・・・!

ランチの後はいつものバスでラハティへ戻ります。
帰国後の仕事にむけて、指揮者の顔に戻ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

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