来週22日(日)、いよいよ北欧音楽公演、名古屋シンフォニア管弦楽団第61回定期演奏会がやってきます。
あと1週間となると、団内の空気も自然に変わってきますが、今回ある意味「じっくり」と歩いてきたリハーサルに、しんどい想いをされていた人も多いのではないかと感じています。
でも、皆さんの粘り勝ちです。確実に変わってきました。そして作品の言葉がそれぞれ聞こえてきています。
とても潜在的な力を持ったオーケストラだと初対面で感じました。
初めて接する北欧の世界という方も多いなか、作品のトーンを共有してゆくことに時間をかけました。
音符が忙しいなどの大変さは今回のプログラムの中では、ごくごく一部です。
(もちろんSym.5の細胞のような音列は別として・・・・)
どんな音、どんな響き、どんな空間を作ってゆくか・・・・そこが定まってこないと
作品がどのようにホールに解放されればよいか迷子になってしまいます。
今日は初めての土地、知立というところでリハーサルでした。
名古屋の仕事は愛知県芸、名フィルでこれまでも訪れていますが、あいにく名古屋以外の愛知県のことを、
ほとんど知らない自分・・・・
見事に土地勘がない。方向がわからない・・・・・
鉄道に乗るときに路線図を見るときにじっくり確認してしまうのは、そのためです。
北海道、東北、関東、関西、はおよその土地の位置関係は体に入っています。
しかし、北陸、中部、中国、四国、九州・・・・・こちらがまだ地図を確認しないと鉄道に飛び乗れません!
さて、知立に行くためには、刈谷という駅で降りました。そこでオーケストラのチューバ奏者の方にお迎えいただき、車で会館まで。
とても立派なモダンな会場でした。
知立文化会館 このウェブサイトにあるように、もともとの土地の名前はこのように書いて「ちりゅう」と読んだそうです。団員の方も教えてくださいました。
歴史のある宿場町ということで、山車文楽の伝統文化が残っているそうです。
会館にこのように・・・
コメント