本当に月日の経過が早い・・・・・今年はこれまでで最もそう感じる1年かもしれない。
昨夜名古屋入り。今日は朝から弦分奏。
ほんの少しの弓使いや発音の仕方の工夫と気遣いで、いろいろなことが解決する。
弓も呼吸をしている。そして左手は音程をとるだけのものではない。音を作る。色を作る。
さて今日は初の「語り」とのあわせ。
今回、これまで何度も共演しているバリトン歌手の末吉利行さんにお願いした。
愛知県芸でも教えていらっしゃることもあったが、お願いした理由は まさに「声」
ペール・ギュントの語りつきはこれまで自分では3度経験。一度は自分で、あとは男性の語り。
やはりこの台本は男性に語っていただいた方が良い。
声のトーンもとても重要、そして語りとドラマのトーンを分けられる人、
この作品の全体の色合いとマッチする方・・・・
ということで、お願いしました!実は語りは初めてだそうなのですが、
本日初あわせですべて通してみて確信しました。
素晴らしいです。
詳細は当日のお楽しみ・・・ということで、
私も台本作成冥利につきます・・・・・って、変な言い回しですが。
末吉さんの語りの声をきいたオーケストラは、不思議なほどどんどん変化してゆきました。
嬉しいことです。物語の歩みをより豊かに深く描いて下さる語り。
当日を本当に楽しみにしています!!
さてシベリウスのSym5. かなり変化が見られてきました。
素晴らしい成長です。現在まだよい状態になっていないところは、これから3度のリハーサルの中で
ポジティブに解決してゆきます。
終楽章の最後、なかなか素晴らしい流れと響きが生まれていました。Kiitos!!
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