グリーグの世界へ

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フィンランドの翌日はノルウェーへ・・・こちらの講演会へ参りました。
グリーグの本が出版されます。その著者 アーリング・ダール氏を迎え、訳者である小林ひかりさんの通訳で、ピアノ協奏曲・ペールギュントをテーマとした講演でした。

ノルウェー大使館のアークティックホール、80名定員の講演。少し空席もありましたがほぼいっぱい。
日本グリーグ協会は大束省三先生を会長として1993年発足。少し活動休止の期間がありましたが、
今回若手メンバーのご尽力で活動再開という機会でもありました。

大束先生とも久しぶりにお話ができました。
ごあいさつで素敵な詩を朗読されました。
先生の北欧音楽、北欧文化への深いご研究は私自身の一つの基本です。そして理想であり憧れであり目標であり・・・まだまだ手の届かない世界です。

ダール氏はグリーグ博物館(ベルゲン)の館長を1991年から2004年まで務められていたそうです。
ということは、一度冬に訪れているのですがその時にもいらした・・・ということ。
ところが、訪ねた時期はあいにく閉館でした。
グリーグの作曲木屋が美しい冬の湾に前にあり、グリーグ夫妻のお墓が岩壁にあり、その風景は忘れがたいものです。また行ってみたい場所です。

その長い館長のご経験、そしてベルゲン国際フェスティヴァルの監督も務められその後も多くの文化事業に深くかかわっていらっしゃる方です。
そのダール氏が「My Grieg」という著作を出版され、日本では「グリーグ その生涯と音楽」という題名で、小林ひかりさんの翻訳により音楽之友社から出版されます。楽しみです!

多くの人にグリーグの魅力を語り、紹介なさってきたご経験はこの日の講演の運びにもしっかりと感じられました。とてもわかりやすく 興味を持たせる語り口、

ペールギュントについては現在仕上げている夏の台本へも大きなヒントをいただきました。

講演が終わり、懇親会が始まりましたが 自分は所用があり早々に退席しました。
ノルウェー大使館、初めて行きました。フィンランド大使館と近いのですが・・・。
外観も内装もフィンランド大使館とは異なる雰囲気があります。
スウェーデン大使館もまた違った雰囲気があります。ただ共通するのは「木」 シンプルな木のデザインの調度品、それを基調としていますね。

私もグリーグ協会の会員です。末席の会員として新しく始まったグリーグ協会の活動でも、
これから勉強させていただきます。
シベリウスはグリーグをとっても尊敬していました。
「音楽家である前に人であれ・・」グリーグの言葉です。

そう、講演会でグリーグ自身の演奏するピアノの音を聞きました。
それは見事な演奏。流麗、美しいバランス、グリーグのピアノ演奏に大きなヒントを頂いた気がしました。

フィンランドへの研修を決める前に、実はベルゲンでグリーグの勉強とするか、フィンランドでシベリウスの勉強とするか・・迷った時期がありました。どちらも大きな魅力であり北欧音楽の柱でもあり・・・・
結果的に自分はフィンランドに行ってよかったと思っています。
グリーグともこれからも仲良くしていただきながら。。。

 

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