soloあわせ

ainola2012minimini.jpg

アイノラ響の演奏会まで2か月となりました。土曜日はソリストの佐藤まどかさんをお迎えして、
初めてのリハーサル。
メンバーは少々緊張?気合が入っていた?そんな気配を感じましたね。

まどかさんとは2007年にコンチェルトをご一緒しています。
その時の演奏は、http://www.mde.co.jp/bravissimo/090616_2964.html こちらでお聞きいただけます。
あれからもう4年半経過したのだ・・・と、改めて思いましたね。この2007年9月の公演の一か月後、突然父が倒れました。今年は父の急逝から5年目となります。時の過ぎゆくのは本当に早い・・・。

もちろん、まどかさんご自身も変化しています。そして私も作品への視線が変化しています。
アイノラ響も9回目、オーケストラとして成長・変化があります。今年だからできる演奏・・・・これから2か月さらに積み上げてゆきたいものです。
コンチェルトだけではなく、二つの厳粛なメロディも合わせました。
さすがにオーケストラはシベリウスの語法を知っている人が多い、このタイプの作品を合わせることは
簡単ではないと思いますが、すぐにソリストの流れに耳を預け アンサンブルの感覚を持っているメンバーも多かったですね。茫然と見とれている人も・・・いたかな?

sony phil2012mini.jpgアイノラ響のあとは、ソニーフィルへ。予定変更でソリスト合わせは後日になりましたが、シューマンとブラームスのSym1をリハーサル。いわゆる有名曲プログラムなので、メンバーそれぞれにさまざまなイメージを持っています。

現在来日中のオスモさんも次の演奏会はブラームスSym1がメイン。
先日リハーサルの合間にこの作品について少しお話をしました。
オスモさんの考え・・・火曜日の演奏会が楽しみです。
私もこのところこの曲の指揮が続きます。1月の金沢大学の公演と基本的にスコアの読み方は同じなのですが、オーケストラが持つ音が二つまったく異なります。その点は無視できない。そして若い学生たちの呼吸、それに対して人生経験豊富な社会人オーケストラの持つ呼吸、音に対する意識・・・その部分も十分に考慮をした響きと流れを最終的にはつくってゆくつもりです。
こちらも楽しみになってきました。

 

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