Mahler Sym.6

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日帰りで名古屋フィルハーモニー交響楽団第387回定期演奏会を拝聴、名古屋を往復しました。
師匠、尾高忠明先生の指揮。この1曲だけのコンサートですが、自分にとっては何よりのプログラム。
ステリハからお邪魔しました。先生も年末からのご多忙で大変な中お元気でした。

愛知県芸術劇場コンサートホールは、愛知県芸に勤めていた3年間毎年使わせていただきました。
柔らかく芳醇な響きを生み出す素晴らしいホールだと思います。ステージ狭しと並んだ大編成を必要とする作品。舞台そでの打楽器のバランス確認から始まり、ステリハは部分的に。

リハーサル終了後トランペットセクションのみなさんと夕飯へ。今回エキストラで坂本敦君が出演しています。
彼は東京芸大の後、シベリウスアカデミーで勉強。たびたびフィンランドのオーケストラでもエキストラ出演をしています。

 

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こちらはタワーを背に・・。

80分の交響曲。第1楽章、第4楽章がほとんどその演奏時間を占めますが、第2楽章、第3楽章の内容が
この作品を決定すると自分は思っています。今回師匠はもっとも新しい版を採用。楽章も第2楽章がアンダンテ、第3楽章がスケルツォです。
2008年に自分が日立フィルと演奏した折もこの楽章オーダー。 自分は両方のスタイルを手がけましたが、3回目があったとすると・・・やはり第2楽章はアンダンテを選択すると思います。

名フィルの皆さん(エキストラも多く入っていましたが)、ホールの隅々まで響き渡る芳醇なサウンドが心地よかったです。自分は2階席のセンター付近だったので、もっともよい環境だったかもしれない。柔らかなフォルテの音が美しかったです。演奏は明晰明快という言葉がぴったりなのではというものでした。どこかさわやかなアポロ的な演奏、「悲劇的」というタイトルと指揮者は必ず対峙しますが師匠のスタイルは、スコアの音をシンプルに描きだしていたと感じました。ホルンが安定感があって素晴らしかったです。トップは女性の安土さん。東京からのエキストラ奏者も加わってセクションとしてのボリュームもよかったと思います。

今回のステージには、愛知県芸の卒業生はもちろん、相愛大学、国立音大の卒業生も多々・・・楽屋裏では懐かしい顔のたくましい顔にたくさん出会えてうれしい限りでした。みなさん大活躍ですな。愛知県芸とは3年間だけでしたが、あのオーケストラ授業の厳しさと素晴らしさと学生たちのたくましさは忘れられません。

終演後 師匠にご挨拶して自分は関東へとんぼ返り・・・・翌日リハーサルを持っているので、何かあって帰れなくなると心配という恐れがありました。久しぶりにゆっくりお話しできるチャンスだったのですが・・・しかし先生も翌日もう一度80分が待っています。ゆっくりお休みを!

妹弟子にあたりますが、現在若手で活躍の場を広げている田中祐子さんもご来場。彼女は愛知県出身です。
東京音大、東京芸大と勉強を進めてきた才媛です。日曜日に名古屋シンフォニアというアマチュアオーケストラと公演があり、名古屋入りされました。アメリカをテーマとした作品が並ぶ公演、満員御礼となっているそうで急きょ公開リハーサルを設定したようです。素晴らしい!
実はこのオーケストラの次の演奏会(7月)は、私が指揮します。尾高門下姉妹弟子の登板が続くわけですが、古いほうの弟子である自分もがんばりましょ!(^^)! 私は北欧プログラムです。
 

80分の美しい時間をありがとうございました。お疲れ様でした!

 

コメント

コメント一覧 (2件)

  • 27日にはこっちも同じく日帰りで広島交響楽団の定期演奏会を聴きに出かけましたが、音楽を好きでいて本当によかったと感じずには居られないくらい魅力的で新たな発見に満ちたコンサートで、帰りの新幹線の中でも聴いた曲がずっと鳴り響いている感じがしました・・・いつかは新田さんと広響の演奏も聴いてみたいものです^^♪
    マーラーの音楽とは中学の頃に出会って、すぐに夢中になりました(クラシック音楽にのめり込むよくあるパターンです^^;)。10代のうちに交響曲も歌曲もほぼ全て聴いてしまい、実演でも聴きに行ける限り聴きに出かけてますが、6番は実演ではまだです。聴きに行きたいと思う反面、あれだけ重く、深い内容の曲なので軽く恐怖感さえ感じます・・・熊本に居たときに初めて交響曲第9番と大地の歌を聴いたとき、聴いた後数日の事が思い出せないくらい重く重く心にのしかかって来ました・・・
    他にも交響曲第2番、3番、7番、10番(5楽章版)が実演ではまだ聴いていないので、いつかは聴きたいです・・・

  • >Masahikoさん
    コメントありがとうございます。広島交響楽団の公演のほうも実はとても伺いたかった演奏会だったのです。重なってしまって・・・。素晴らしい公演だったのですね。中学生のころからマーラーの世界に接していらしたとは・・実演での体感から得るものは深く残りますね。自分は遅くて、高校1年でマーラーに出合っています。実演では1,6番のみ手がけていますが、2,4,7,9、は一生の中で必ず演奏したいと思っています。

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