歩みは続く・・・

年一回の春のアイノラ響公演は、これが終わったら新年度!という感覚を18年間でしっかりと自分の中に持ってしまっている。アイノラ響は半期の活動の団体。残り半期はメンバーそれぞれ別の楽団で演奏したり、オフになったりと自由。そして最近はアイノラ響のメンバーの中で自主的なアンサンブル、室内楽の活動をこのオフ時期に行っているようだ。私は晩秋に再び活動に参加する。

新型コロナウィルスの影響は様々な面で見られるが、長期的な自分の歩みも再考が必要。オファーを頂いて成立する仕事なので、ひたすらに精進続け、作品を紐解き自分の中の音楽を育て磨いてゆくしかない。今年この先頂いている公演仕事の中では、不思議なことにドイツ系の作品が続いている。Beethoven, Brahms, Schumann, Weber, Wagner,・・・今このタイミングで向き合いたい作品ばかりを頂いている。それぞれのリハーサルが始まるまでの準備期間のこれから。新緑の光の中で新しい気持ちで再読したい。いずれも過去に何度か演奏しているものだが、演奏は毎回別物であり、視点も異なる。
いわば仕込みの時期。そして同時に夏までの公演のリハーサルは始まる。

6月の同志社大学は久しぶりの共演。3年前の同じ6月、同立交歓演奏会を東京側で開催して以来の共演。あの公演が母に聞いてもらった最後の公演になった。ドヴォジャークのSym.6。その意味でも忘れられない。今回もドヴォジャーク。今度は8番。7月は母校高校の創立120周年を迎える記念式典での演奏。両国高校出身の作曲家、早川正昭氏、保科洋氏、両氏の作品も指揮させていただく。何たる光栄!そしてベートーヴェンのSym.7. 関係者限定の公演となるが、1900年から脈々と続く下町の高校の歴史をかみしめながら、OBオーケストラメンバーと作り上げたい。

活動の柱である「北欧音楽」も、水面下での活動は継続している。調査するべき資料がたくさんある。そして多くの楽譜を読んで音を出す機会を作ることも、人生の最後まで継続したい活動。今は小規模でしか行えないが、魅力ある作品を皆さんにお届けするという活動、素晴らしい音楽家と作り上げるという活動、機会を模索し続ける。

ワクチン接種状況も国によってバラバラ。日本は遅い方なのだろう。
この収束には時間がかかることは覚悟しなくてはいけないと思う。それと別に懸念される問題も国内外増えている。
厳しい状況になると政治も軋む。国家間の関係も厳しくなる。日本国内は地震の増加。
全体を俯瞰してみると、どのような流れに人類は歩んだら多くの幸せと未来への希望が生み出されるか、非常に明確にわかると感じるのだが、それぞれが挙げる「難しさ」の理由を一度冷静に、宇宙人の目線で見てみるのが良いと思う自分だ。

とにかく、歩き続けよう。ゆっくりと。

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