ギゴ山リハーサル続く

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リハーサル会場はこちら・・・・・
ではなく、会場すぐそばにこのようなことのできる環境が広がるギゴ山です。
快晴の本日も本当に気持ちの良い環境でした。

朝10時からリハーサル開始。本日はメインのブラームスSym.1です。
先週ブリュッセルでモネ劇場で拝聴したばかりですが、あの時の演奏はあえて言うならば「旋律重視」のブラームスでした。ブラームスの作品の面白さは、そして味は旋律を支える縁の下の力持ちセクションの方にあるでしょう・・・と思っています。自分はそのように取り組みます。本当の意味で全員野球ができる作曲家、作品です。

近年日本では人気沸騰の交響曲の一つですが、印象深い冒頭や最後の盛り上がりに挟まれた多くの音の物語を、これから1月まで学生達とひも解いて響きの建築を楽しみたいと思います。
充分に手ごたえを感じる本日でした。もちろんまだまだ届かないことは多くあるけれど、みんな良い視線でこの作品を見ていると感じました。ぜひこのまままっすぐ、そしてじっくりと楽譜と取り組んでください。必ず結果は出せますよ。あわてずに丁寧に積み上げること、それがちゃんと生きてくる作曲家でもあります。

ワグナー・シベリウス・ブラームス、と並べた来年1月の金沢大学フィルハーモニー管弦楽団の定期演奏会。
作曲家同士の相関関係も面白いですが、そこに当時のヨーロッパが抱えていた社会的背景も絡めて作品の空気を感じ取ってもらうと、より演奏も楽しくなるでしょう。その時代に生きていた創造者達を想う気持ちを忘れずに!

kindai1.jpgリハーサル後の会食のあと。本日も優しい美味しい味を頂戴しました。ありがとうございます<(_ _)>
お料理も、造り手のことや素材を感じながら頂くと、そこにもまた広い世界が広がりますよね。
音楽も全く同じです。
両者ともにシェフの腕が試されます。また11月にお会いしましょう!
共に演奏する仲間を信じて、ちゃんとコミュニケーションを持って、そしてそれぞれの役割をしっかり積み上げて行ってください。

 

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