RSO-OSMO

  rso program.jpg
夜はRSO フィンランド放送交響楽団にオスモさんが客演のコンサートへ。
クロークが大混雑。雨で気温も低かったので皆さん預けるものが多い。
しかし、係員が少ない・・・・構造的にちょっと人の配置がよろしくないのかな・・と思いました。
お客様皆様こんな状態。年配の方の方がはっきりと怒っていましたねえ・・
そして我慢できずにご自分でクロークの内側に入り込んで、かけてさっさと行ってしまう人も・・・・
フィンランディアホールの時は、もう少しスムーズでしたし、自分でかけてOKの場所もありましたね。

ということで私も結構ぎりぎりに客席に滑り込みました。
ステージ真後ろの一番前の列。あらら。。。
ヨウコさんの頭は良く見えるし、オスモさんの姿ももちろん良く見える・・・
両隣の紳士がいろいろと詳しいようで、1曲ごとに解説やら、感想やらで盛り上がって巻き込まれました。
楽しかったけど、結構賑やかなおじ様達でしたので、ホールに響きわたっていたような・・・・。
stage.jpgこれは終演後の写真でありますが・・・・・この位置です。少しサントリーホールにいるような錯覚を覚えました。
オスモさんの姿も、あのホールで何度か拝見しています。

曲はカレヴィ・アホさんの「ミネア」から。2008年の初演以来もう数度演奏されていますが放送響は初めてです。
非常に良かったです。このタイプの作品は放送局は本当に得意ですよね。見事でした。

続いて世界初演のヴァイオリン協奏曲。
お名前の発音がわからないので、原語でVille Matvejeff さん。この方が、放送局の第1コンサートマスターである、ペトリ・アアルニオさんから依頼を受け、YLE委嘱ということで書かれました。ソロ見事だったと思います。作品は冒頭「アホさんと同じ世界か?」と危ぶみましたが、その後様々な展開があり、しかしやはり印象としてはアホさんと世界観が一緒であるように感じました。すべてを含み持ち、何かのハプニングに創造性を見つけ、あらゆることが融合している音の列が聞えました。美しい曲だと思います。

後半はベートーヴェンSym.6 読響への客演の時にこの曲も私は拝聴していますが、あれは本当に素晴らしかった!!今でも思い出します。終楽章の意味とあの歓喜にきちんとつながるように設計もされていて、そしてオスモさんの醍醐味であるpやppを本当に大切にするバランス。そこから見える別世界。それが生きていましたね。今回私はステージの後ろ側なのでバランスへのコメントはできません。それでもこのMusiikkitaloは、後ろでも相当きちんと聞えます。すべてのセクションの音がクリアーです。だから怖いですね・・・
オスモさんはオスモさんでした。(何の感想にもなっていませんが)変わらないオスモさんでした。

osmo ja mizuho ja mina.jpg

来週のソリスト、児島瑞穂さんも一緒に。オスモさん、スリムになったなあ・・・・・
「ユリ、素敵な色を着てるね~~」と・・・・・服の方をご覧になっていたオスモさんです(>_<)
 

このあと瑞穂さんとはコンチェルトの打ち合わせでした。
 

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