フィンランドのりんごOmenaが出ています。今年はできが悪い・・というオーケストラのメンバーもいましたが、確かにお店でも数が少ないですね。
昨年は山盛り友人から頂いたり・・・豊作!と言って自宅の庭のリンゴの木からとってきてくださったことも。
小ぶりでちょっと酸味が強いです。でもこれをケーキに焼くと実に美味しいのです!
(自分はお菓子は作れない)
昨日はちょっと血圧が上がってしまった文章ですが、気を取り直して・・・
今日も楽譜とにらめっこです。
リハーサルスケジュールを決めたり、選曲を検討したり、いろいろなことも同時に進行させてゆきます。
吹奏楽の楽譜は大きいのです・・・
ついついこうして広げてしまいます
27日の曲目はオール日本人作曲家ですが、帰国してすぐにリハーサルがはじまる、
国立音大のシンフォニックウィンドアンサンブルで取り上げている作品は、様々な作曲家がいます。
カレル・フサの金管アンサンブルの作品も一つあるのですが、グラフのようにきちんとメモリをつけて読まないと、響きが解読できないような部分もあったり・・・・。ちょっと面白そうですが自分の担当ではない・・・
委嘱の作品もあります。どんな響きになるでしょうね。
自分が手がけるのは、一昔前の曲です。
モートン・グールドの「バラード」、そしてネリベルの「交響的断章」
往年の吹奏楽ファンにはお馴染の曲ですね。両方とも素晴らしい作品だと思います。
コンクールでも取り上げられることが多いネリベルですが、今一度スコアときちんと向き合ってみたい曲です。
そして一方、素晴らしいソリストの皆様と共演の京都の公演の曲も待ち構えています。
リストとショパンの協奏曲ですが、実はいずれも自分は初めて手がけます。
同い年のピアニスト、東誠三さんとは、リストの1番を共演。
幼いころからしばしば聴いている作品ですが、自分で手掛けるのは初めてです。
リストはSt. Francois de Paule marchant sur les flots「波の上を渡るパオラの聖フランチェスコ」が好きで、昔はよく弾いていました。今は・・・・・リハビリが必要です。
リストの「ソナタ」は、自分が音大受験を決めたきっかけになった作品です。
東さんとは一度だけお目にかかっています。非常に共演が楽しみです!
初めてお会いする近藤由貴さんとはリストのTotentanz。これはなかなか魅力的な作品ですね。
もちろん初めて手がけます。ソリストの見せ場がたっぷり。テーマはよく知られた作品ですが、バリエーションがリストの技巧を駆使していて華やかな作品ですね。待ち遠しいです。
そして、名手・巨匠シプリアン・カツァリス氏とのショパンの2番。カツァリス氏はベートーヴェンの交響曲ピアノ編曲の録音でも知られていて、私はそちらを耳にすることが多かった・・・知的で明晰で、素晴らしい技巧に裏打ちされた確信ある音楽、ショパンではどんな言葉が聞こえてくるか・・・・耳をダンボにして共演させていただきたいと思っています。
10月初めからは、マスタークラスも開設されるようですね。
http://liszt200inori.web.fc2.com/schedule.html
身体の引き出しをたくさん開けて、たくさん詰め込もう!
そのためには栄養?こちらの果物は安いので・・・・ついついこのように買ってテーブルに置いておきます。香りも良いし。
あっという間になくなりますが・・・。(果糖も危険ですね・・・・)
休息は・・・最近夕方にはぐったりしてお昼ね(お夕寝)をしてしまっていたのですが、本日はちょっと頑張って
みました。リズムをちゃんと作っておかないと、リハーサルの時に辛くなるので。早めに休みましょう。
明日はヘルシンキへコンサートを拝聴。
良い刺激をたくさんいただくことでしょう。楽しみです。
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