luonnonrikkaus

luonnonrikkaus 豊かな自然、自然の豊かな恵み・・・

週末の日本を襲っている猛烈な雨台風の脅威は、ニュースで伝え聞いている身ながら
恐ろしいと感じています。
多くの被害が出てしまっていること、残念でなりません。
予想を超えた水の勢い、雨の量・・・
その爪痕は我々人間の世界に厳しく残ります。

自然の力と恵みは本当に表裏一体です。
人間の方が常に自然界の表情を読み取って、用心をしながら上手につきあっていかなくてはいけないのだと、
理屈としては大人になってから学びました。
でも子供の頃の札幌生活では、体験的に「危ない!」とか「来るぞ」とか、「厳しい寒さだ」とか・・・
とにかく怖い大人の人の様子を伺うかのように、子供ながら自然の声は聞こえてきたように思います。

そういう感覚をこのフィンランドの皆さんはずっと大切に国を挙げて人々に浸透させる教育を行っています。
昨夜、マルヤッタさんの息子さんが宿題で「樹木の葉の収集」を仕上げる散歩にちょっとお付き合いしました。
ごくごく近所にある、ちょっとした丘になっている小さな森なのですが・・・・。
こちらの子供たちは、自然界のことを幼いころからしっかり学びます。
「森の人」ともいわれることがあるフィンランド人。
森の顔を知らないと生きてゆけない、
それは「カレヴァラ」の世界にも「ムーミン」の世界にもしっかりと描かれています。

aamu vesijarvi7.jpgmini.jpgiltaa vesijarvi1.jpg

同じアングルの朝焼けと夕焼けです。どちらがどちらでしょう~~?(^^ゞ

今朝は5時半に目覚めました。窓から外を見ると・・

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こんな光が・・・。これは見逃すわけにはいかん!と、頑張って起きて湖へ向かいました。

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これが朝の光の、ヴェシヤルヴィ手前の小さな湖。トップ写真は夜の光になっています。
(トップ写真が代わっていたらごめんなさい<(_ _)>)

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そしてヴェシヤルヴィです。科学的なことはわかりませんが、朝焼けと夕焼けは色の深みが違う。
6月から7月の初めなどは、こんな色になることもないほど、ずっと明るいですね・・・。

今実は朝7時(フィンランド時間の)に母上とスカイプ通話というのが日課になりつつあり・・・
7時にはなんとかパソコンの前に戻ってきました。

27日の公演のスコアを今日は読んでいました。7曲のうち、3曲だけ日本で演奏経験があります。
あとの4曲は初めて手がけます。

フィンランドで大活躍の児島瑞穂さんのソロによる、ユーフォニアム協奏曲は、天野正道さんの作曲。
名手外囿祥一郎さんのために書かれた作品。天野さんのご厚意でこちらで演奏させていただくことになりました。とても感謝しています。ソロだけではなく伴奏のウィンドオーケストラも緻密でソリストとの繊細なコラボが楽しみな作品です。

フィンランドの土地、サーリセルカの名前を持つ「序曲 サーリセルカの森」は高橋宏樹さんの作曲。
これを取り上げないわけにはいきません!ということで持ってきました。

酒井格さんの「波の通り道」は、おしゃれでそして抒情的な美しい作品。あらためてスコアを見てみるに、
決して簡単ではないな・・・と思っています。曲想を美しく描くために、緻密な演奏が必要ですね。

そして名曲、大栗裕さんの「仮面幻想」。解説不要ですが、私はこれは初めて手がけます。
日本の文化の音をフィンランドでどこまで描けるか・・・・でも2005年のトゥルクでもその点では実証済みで、和楽器の奏法や日本独特の節回しに対して、とても自然にすぐ理解してくださったフィンランドの音楽家の皆さん。今回も楽しみにしています。

この4曲が初めて手がける作品。

北爪道夫さんの「フェスタ」、長生淳さんの「レミニサンス」、真島俊夫さんの「3つのジャポニズム」は
いずれも国立音大のシンフォニックウィンドアンサンブル定期演奏会で取り上げています。

今日はこの作品たちと日中を過ごしました。

そして夜8時を過ぎて窓を見て・・・
「きたきたきたきた・・・」という感じで美しい空模様に、
また湖へでかけました。

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夕日を浴びて、水鳥がヴェシヤルヴィを独り占めするように悠々と・・・・・
 

iltaa vesijarvi3.jpg無風に近い夕方だったので、本当に湖面は鏡。言葉が出ないですね。

iltaa vesijarvi2.jpgボートを停泊させるようになっていますが、そろそろ陸に上げてしまった人も多いようです。

iltaa vesijarvi4.jpg右側には普通の住宅、集合住宅が並んでいるのですが、信じがたい様な環境ですよね。

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お馴染のシベリウスホールです。ヴェシヤルヴィに面しています。
 

ヘルシンキの新しいホールも湖に近いですが、直結ではないですね。
やはりこのラハティの環境は最高に素晴らしいな・・・と、思います。

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ガラスの外側には見事に雲が写ります。湖面の光もそのまま写ります。
8日からの音楽祭では、この建物にたくさんのお客様が集まります。
皆さん、休憩時の光を楽しみにしています。
2000年から毎年通って、12回目の自分が保証します!
このホールで聴くシベリウスと、このホールの環境はぴか一であります!

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何を想うかこの指揮者・・・(^^ゞ
 

今年はシベリウスだけではなく、たくさんの作曲家に向き合うラハティライフ。
充実のステージを目指して、頑張ります!

皆さんは朝焼けと夕焼け、どちらがお好きですか??

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