とっても不思議な雲がたくさん浮かんでいた夕方、リハーサルに向かいました。
雲は低く、そして造形美しく、空は奥行きがあり・・ラハティの湖の周囲で見かけるような空。
でもこの頃、千葉県には竜巻注意報が出ていたそうで・・・・。
11月のこの公演のリハーサル二日目。今日はワグナーとグリーグ。
「トリスタンとイゾルデ」の前奏曲からリハーサルがはじまるということは、かなり厳しい現実。
でもコンサートではその厳しさの中で音を生みだすことが必要で・・・・
そんな状況にも次第に慣れてゆかないといけない。
ワグナーの世界とは最近御縁が薄かったのですが・・・
それゆえほぼ12年ぶりにじっくりとワグナーを見ている自分がいます。
グリーグの故郷ノルウェーという土地は、バイキングのいわば本拠地。バイキング時代の少し前の話、
「十字軍のシグール」 エッダ・サガに出てくるシグール伝説はまた別のお話。そこにはブリュンヒルデも出てくる北欧神話の大本。この世界も調べるほどにどんどん深くなってしまって、結局ドイツのワグナーとも深い絆となる。
音符がちゃんと音になるために、楽譜の後ろの膨大な景色を演奏者は見ている。
景色は作品ごとに異なるけれど、その風景が明確だと舞台装置も照明もない歌詞や台詞のテキストもない通常のコンサートでも、より明確に音はお客様にも届くでしょう・・・・。
音符を並べるのではなく、音を鳴らす、響かせる。その違いは大きく、そこに本当の意味がある。
だから底なしに知らなくてはいけない世界は広がってゆく・・・
永遠の旅。
この新日本交響楽団のリハーサルは江東区を中心に行われています。
このところ清澄白河駅近辺です。ここも中学高校の頃、度々通った場所。懐かしい地名もあちらこちらに。
リハーサル会場に向かう途中の路地には
このようなものが・・・・
こんど、中ものぞいてみよう・・・・・
江東区には12歳から19歳まで住んでいました。この古い深川地区ではなくて埋め立てた越中島。
それでも清澄庭園や図書館や清澄通りはお馴染の場所でしたが・・・。
リハーサル会場の前のお土産屋さんで見つけました。
これは新発売だそうです・・・。お店のおじさんが教えてくれました。
冷や飯にかけろ、ということでした。今度やってみます。
もう一つ、
こちらもお試しあれ~~(^^)v
ワグナーから始まりグリーグを通ってシベリウスまで。
このコンサートも、いろいろな音の世界になりそうだ・・・・。
コメント
コメント一覧 (2件)
深川めしとは懐かしい
15年ほど前に勤務していた箇所が森下駅のそばで、時々近所にあった「みや古」という深川めし専門店に行きました
勤務箇所は新大橋を渡ってすぐ左側のビルにあり、「みや古」は昼間のランチタイムに歩いても行けました
この場所で、もう一つ記憶に残るのは、「ロングバケーション:ロンバケ」のロケが向かいの古いビルで行われ、ロケがある時は大勢の見物人でゴッタがえしていたことです
下町情緒が残っていた場所でしたね
>オケ・ロージン様
実は深川地区に住んでいたころは、深川めしは食したことがなく・・・(^^ゞ「みや古」今度探してみます!ロンバケも一昔前になりましたね・・懐かしいです。