涼しい週末2

この涼しさはすぐに夏日に戻るということなので、名残惜しく・・・
雨があがった隙間に、やり残した庭作業を。
気合いを入れて一気に短時間で行ったら、あとにツケがきた・・
腰にはあまり響かなかったが、腕が・・・・・
仕事用の筋肉とは別のところを使ったらしい。思いっきりだるい、痛い・・・情けない。
間違えてはじめに腕を温めてしまったので、余計に・・
そのあと消炎湿布を巻いていましたが・・・・明日には直したい。
春の庭仕事でも感じたけれど、どうもミミズ君がいつもより少ない・・・他の虫たちも・・
う~む、少し気になっている。

9月のヘルシンキの仕事の楽譜が徐々に揃いつつある。
レンタルもあるので なかなか手間もかかる。
あと一歩でプログラムが確定になるかな。
まだもろもろ諸条件で当確とはなっていません。

今年後半はこのヘルシンキでの吹奏楽本番、11月の佼成ウィンドオーケストラとの公開収録、
そして国立音大と3つの大きな吹奏楽の公演が待っています。吹奏楽比率がぐっと増します。

オーケストラの仕事で現在頭を悩ませているのは、 某公演のプログラミング。
あ、もう一つ同様に選曲提出が迫っているのがありますね・・
編成や時間の制約があるので、そして公演のコンセプトもいずれも明確なので熟考です。

しかし、こうして普通に未来の仕事のことを計画し準備できる・・・・というのはいかに幸せなことであるか、
そのことを今年はいつも感じます。
このところ再び全国的に地震が増えてきていますね。
報道番組にもありましたが、1000年単位の周期の中に入っているという事実を、
忘れてはいけないと思います。
これ以上何も・・・と、思います。現在進行形で復興に取り掛かっているところに、新たな大きな痛手が加わったら、日本は転覆してしまうのでは・・、そんな声もちらほら出ています。
懸案事項があまりに多くて。

朝の報道番組で取り上げられていた話題でちょっと気になったこと
「北欧型の福祉国家」
その推奨、そのあり方への切り替えというお話をされていた政治家がいました。
もちろん自分は賛成ですが、でもハードルは恐ろしく高いと思っています。
あの形を支えるためには、制度を支える精神を共有していないと難しいと感じます。
同時に人口規模が違いすぎて、国家単位で同様のことを行うためには、どこからどのように手をつけてゆくのか、相当にきちんとした準備が必要。そして見通しと制度を支える税金の動き方への理解を国民全部が共有してスタートしないと、挫折しそうな気がします。

教育面での話で以前にも書きましたが、「その国の歴史や文化にのっとって独自の制度を」という、
フィンランド側の意見・・・・私はそれがとても重く自分に響いています。
良いことを学ぼう、真似ようは姿勢としては良いのですが、自分たちの長い過去の歴史とその上にのっかってきた日本という文化やメンタリティを簡単に取り換えることはできないと思います。

殿さま文化が長かった日本、戦後の歩み・・・
どちらをとっても北欧型の歩みに切り替えるのはとっても現状大変だと自分は感じています。
でも自分はそこを理想としています。制度をまねるのではなく、精神を学び共有したいと思っています。
そしてそこには日本の古にはあった心があると、自分は感じます。
だから、いつの日か・・きっと日本独自の新しいあり方で 小さな国土でも豊かな文化と明るい知恵に満ちた国に・・と、思っています。

一介の音楽家に何ができるでしょうかね・・・・
でも音楽家は音を奏でていますが、音だけをお客様に届けているのではない・・ようです。
音の背景に多くのことをお客様は見て感じてくださいます。
そのことの恐ろしさも充分に自覚して、作品を選び、演奏を磨きあげ、お届けすること。
その一つのステージで世界を知る・・などという大それたこともあるいはできてしまうのかもしれない。
まだ見ぬ国、体験できなかった時代、喧嘩をしている国、文化・・それでもその音楽文化は楽しみ愛でる、
そんな人間の音楽活動です。

ある番組で取り上げていたテーマ、「お互いを知ること」
知ることで怖れもおびえも疑念も拭い去ることができる。そこからの一歩。
若い世代の世界の交流がいろいろな規模で盛んになっているようですが、素敵なことだと思います。
子供たちの先入観のない判断を、大人もちゃんと引き受けることができるでしょうか・・・。
それが一番大きなハードルかな。

通信情報網がこれだけ発達している今、知ったつもりになっていることが多発していて、
本当に知ろう、知りたいと思ったらどんな行動につながるのか・・・・
それを思うと、やはりface to face なんですよね。
音楽では生演奏。生のステージ。
その行動が、社会の中で思わぬ副産物も生み出してゆくかもしれない。

大人が思考停止になったらあかん
大人が若者に未来の人類にバトンを渡す気持ちをなくしたらあかん

日本の大人の一部は今とっても危険な状態にあるような感じがしているこの頃・・
今の大人の命は医療科学の発展で伸びてきたけど、これからの若者の生きる術や道を閉ざす社会って・・・
なんじゃらほい。(T_T)

8月もあと10日、早い!!間に合うか・・・・・準備・・・・

 

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