帰宅

札幌から戻ってまいりました<(_ _)>
あらためて、お暑うございます。

札幌も昨日から非常に湿度が高くて、ニュースによるとゲリラ豪雨もあったということ、
今朝も外へ出ると汗が噴き出るような暑さでした。
ここは札幌か~~?と思ったのは事実。

快速エアポートで新千歳空港へ。車内混んでいましたよ。
空港も手荷物預かりや検査場が列を作っていました。
「団体カウンターでも受け付けていますよ~」というアナウンスを聞いて、
即座に一階に下りて預けました。
そのあとは実家へのお土産を買いこんで・・・13時30分発の羽田行きで帰京。
フライト後半眠り込んでしまったようで、着陸を知らずにいきなり「ご~~ん」と衝撃を受けて目覚めました。

羽田の暑さはひとしおでありました。
やはり暑さの質が違う(^^ゞ
帰りは無事にリムジンバスで千葉まで。

帰宅するといろいろと嬉しい郵便や、今年後半戦の仕事の楽譜が届いておりました。

まずは鍼灸院へ。この夏は仕事の後はすぐ鍼灸!を合言葉にしっかり予約を入れていました。
これで3週連続の治療。でもこの効果は絶大。
この3週間、本当に睡眠時間は少なく(自業自得でしたが)、その中で公演が続いていたので、
昔のような無鉄砲な頑張りをすると、きっと倒れていましたね・・・。

通っている鍼灸院は三人の女医先生で開業しています。
大学病院の東洋医学で講座を持っている先生に私は担当していただいていますが、父もお世話になっていた先生です。その御縁で通うようになったわけですが・・・・。
治療の合間のお話も、なかなか面白く為になることが多いです。
今日も私の治療をなさりながら、別の先生に治療法の事で指導なさっている時の会話、「鍼やお灸で緊張を覚える人の治療の後には、やっぱり何かそれをほぐすようなことも入れなくては・・・治療は慰めだからね。患者さんは、ほっとして、よかった~と思って帰りたいでしょ」
なるほど・・・・
それは、コンサートのプログラムについても言えることではないかと思った次第。
アンコール曲というものの存在について、いろいろ悩むことも多いのです。
確かにシリアスな作品が並ぶと、たとえそれが意味あるものであっても 辛いこともある。
一方、アンコール無用というような緊張感で気持ち良く終わるコンサートもある・・・・
治療とコンサートを同じに考える必要はないかもしれませんが、考えるべきことでもあるなあと、
「ちくちく」感じながら先生方の話をきいておりました。

あとは、私の背中はやはり筋肉がしっかりついているそうです。
結構強力なほぐしのマッサージをしてくださいます。
「お肉があるからね・・」と・・・・・・お肉・・・・・・か・・

さて、今年前半戦のコンサート活動は一区切りです。
次のコンサートは9月末のヘルシンキ。
それまでは準備とリハーサルが続きます。
こういう日々が一番大変であり一番大切。
前半戦の二の舞はしたくない・・・。準備はお早めに~~。
そしてせっかくついているお肉を落とさないように。

おっと、原稿締め切りがありましたね、
選曲の返事も早急に・・・
そしてフィンランドの準備が・・・
10月に新たに入った仕事も早急に準備が・・・。

でもまずは、久々にしっかり睡眠を取りたい!
そして再出発。今年後半戦を走り抜くために。

昨日の音がまだ身体に残っている、1週間前のショスタコーヴィチも、
しばらくは忘れずに、緩やかに次の準備を始めよう。

闘いは・・・戦いも
みんな己とやるべきだ

畏れと怖れから自分を開放するために。
 

終戦記念日
<(_ _)>

 

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コメント

コメント一覧 (2件)

  •  新田ユリ 様
     1か月近く前の過去記事にコメントしていいのか心配ですが、先月14日、札幌「ちえりあ」での感動がずっと残っているものですからここに書かせていただきます。
     本当にすばらしいコンサートでした。マーラーの1番を幻の2楽章付き「交響詩」。なんと意欲的で音楽ファンの関心をそそる選曲だったことでしょう。でも、まずもって私が感動したのは、いち音いち音、オケを紡いでゆく新田さんの謙虚で誠実な音楽づくりです。マーラーの音楽はとかく
    大がかりで、指揮者も「見せたがる」のですが、新田さんはしっかり「きかせて」いたのです。2011年北海道のクラシック界にあって、特筆すべき2時間だったのではないでしょうか。また、モーツアルトの2台ピアノコンチェルトも定評ある2人のピアニストと至高の世界を奏でていたよ
    うに思います。キタラホールができて以来、音楽文化の発展を感じる札幌ですが、やはり相変わらず音楽事務所が引っ張ってくる海外オケや国内オケのプログラムは、ドボ9やベートーベンなど定番ばかり。そんな中、エレガントで質の高い演奏会をわれわれに与えてくれた8月14日、本当に
    心から感謝いたします。ありがとうございました。実は、7月30日にPMFオケで、ルイジのマーラー1番を聞いておりまして、あまりにまとまりすぎて、「みせすぎた」演奏に少しがっかりしていたものですから、新田さん指揮のマーラーにはほんとうにたくさんのエネルギーをいただきま
    した。こうして心にはまだあの日の演奏会の感動がしっかりと残っているんですよ! (ずっと止まなかった拍手。思い出してください。聴衆すべてがすばらしい感動に包まれたという証拠です!)
     すっかり新田さんのファンになってしまいました。北海道での演奏があれば、また聴きにいきますので、よろしくお願いいたします。勝手をいえば、シベリウスの「アンダンテフェスティーヴォ」が聴きたいですね。(良い曲なのに、なかなか演奏されませんよね)
     今後のご活躍を心から祈っております。    
           成田 智志 (48歳の作家です。同世代ですよね)

  • >成田智志様
    こんにちは。公演のご感想に心よりお礼申し上げます。身に余るお言葉で恐縮しておりますが、何よりオーケストラメンバーの素晴らしい集中力と作品への真摯な気持ちに支えられての公演でした。お客様に作品の魅力を届けることができたら、演奏家として本望です。
    札幌は自分の第二の故郷なので、すぐにでも戻りたい気持ちですが、また演奏の機会があることを私自身も願っております。本当にありがとうございます。もし機会がありましたら春の東京でのアイノラ交響楽団に足をお運びいただけますと、必ずアンダンテ・フェスティーヴォはお聴きいただけます。現在アイノラ響のウィキペディアページが作成されたようで、今年春のアンダンテフェスティーヴォの演奏はそこでお聴きいただけます。もしお時間ございましたら・・・。同世代の方からの応援、心強く思います。精進してまたお聴きいただける機会があることを願っております。

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