maailma

maailma・・・・世界、世間、世の中・・・

オスロでのテロ行為の衝撃は大きい。
北欧は治安のよい国、と一様に言われていて、それでも実際は少しずついろいろな事件が増えていて、
社会の根っこが一昔前とは変化しつつあるということは、言われている。

ノルウェーとの御縁は、2005年のクリスチャンサン交響楽団のウィンドアンサンブル公演への客演。
そして二人、音楽家の友人がいる。
物価の高さには少々参ったものの、素晴らしい金管楽器の音色に感激、
またおおらかで楽しい皆さんとの時間は忘れられない。

オスロと、グリーグの土地ベルゲンにも行ったことはある。それは観光で。
ベルゲンは大好きな土地で、また訪れてみたい。
ソグネフィオルドも印象深い。
オスロは中心地しか足を運べていないけれど、その町の真ん中で今回の悲劇が始まった。

詳細がまだ検証中なので、うっかりしたことは言えない。
でも、明らかに一人の人物の内向的な思考が(たとえ当人には立派な理由があっても)
外界との摩擦を増やして文字通り爆発した結果のこと。
人間社会を形成して、そこに所属しているのなら、
怒りの爆発のさせ方にもルールがある。
無関係の、少なくとも直接には犯人に何かしらの影響を与えてはいない多くの若い命を無造作に奪ったことは、やはり許せないことだろう。

背景にある(であろうと言われている)問題は、北欧でも大きくなりつつある問題だ。
日本もそうなるでしょう。どの国も、地域も 未来への宿題として抱え持っていること。
その根本的な解決はそうそう簡単には見つからない。
でも、きっと・・・・大国の意識改革と、大国の倫理観にゆだねられていることだと思っている。
20世紀までに積み重ねられた諸問題が、本当に一つ一つはじけるようにして、世の中に種が新たにまかれている。

たくさんの鳥を放ってその種をついばんでもらう?
そんな暇な鳥は、今の世の中いない・・・・

地中深く埋めて、コンクリートで土を覆ってしまう?
それをこれまでやってきて、却って強い力を持つ芽が出てきたのでは?

北欧=福祉国家=平和の国=安全の国

の、ステレオタイプな構図は今回の事件の前から、「そうではない」という専門家の声は上がっている。
福祉国家の中の問題点も多々・・・・・経済負担はやはり大きい、失業率も高い。

それでも北欧諸国が行ってきた政策や、国家の在り方の哲学、思想を、多くの国が学ぼうとしている。
NHKプレミアの「北欧特集」も、その表れかもしれない・・・・。

このタイミングで・・・と、思ってしまうが、
却って冷静に問題意識を持って北欧諸国の姿を見る機会になったのかもしれないと、思う。

今回の多くの犠牲者の方々のご冥福を祈るばかりだ・・・。あまりにむごい。

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