龍谷大学交響楽団サマーコンサート終了

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見事な晴天。梅雨もいつの間にか開けていました。
長岡京記念文化会館。
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入退場のリハーサルも。学生オーケストラだなあ・・・・と、ほほえましく。

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学生指揮者による「皇帝円舞曲」からリハーサル開始。
セッティングを少し変えてもらって、響きのブレンドを改良。低弦の響きも少し増しました。

ホールも楽器。そのホールと会話ができるところまでリハーサルを積んでおくことが本当は必要ですが、
今回はまだまだ追いついていなかった。それでも3時間ほどのリハーサルの中で、学生達も少しずつ慣れてきたかな。

開演は19時。予想を上回る集客であったと思います。お客様に感謝です。
皇帝円舞曲、冒頭良い音でスタートできましたね。

ハンガリー舞曲、皆さん耳になじんでいる作品ですが、演奏は決して簡単ではなく・・・
それぞれの味を少しでも出せていれば嬉しいです。
ドヴォルジャーク編曲の作品は、調性も含めて本当に難しいですね。木管健闘しました。

メイン、ドヴォルジャーク「交響曲第9番」、いろいろ演奏の事故もありアンサンブルの事故もあり・・・
それでも学生達がこの曲を演奏したくて・・・という気持ちはずっと感じていました。
オーケストラ全体の響きが作れるリハーサルになってきてからはひたすら弦楽器の響きとバランスを作り上げることを主眼としていましたが・・・弦楽器の国ですからね。ドヴォルジャークの故郷は。

有名な第2楽章のコール・アングレソロは、京都市芸術大学の学生の方にエキストラでお願いしました。
美しい響きと素敵な歌心で助けていただきましたよ。本当にありがとう。

そのソロに触発されて木管もラストスパートで、ずいぶん頑張っていました。

3月から一緒にリハーサルを積んできて、今回の本番ではあらためて大きな課題が浮き彫りになりましたが、
現状分析と今後への対策を夏休みに充分全員で健闘して、また12月の公演をぜひ一回り大きくたくましいオーケストラとなって迎えられるように。頑張りましょう!

お世話になったトレーナーの先生方、本当にありがとうございました。
心よりお礼申し上げます。

当日は終演後、ロビーにて東日本大震災の復興支援のため、義援金の募金を行いました。
私も箱を持って立たせていただきましたが、多くのお客様の暖かなお心、本当に嬉しかったですね。
学生達は京都新聞に皆さんのお気持ちを届けるということです。
ありがとうございました。

レセプションでも先生方からの叱咤激励コメントが続きました。
それで良いと思います。厳しく指摘してくださる先生、きちんと弱点を見てくれる先生、
そして学生と一緒に次のステップを考えてくださる先生。本当にありがとうございます。

ロビーで何人かのお客様に声をかけていただきました。
ご感想もいただきました。とっても嬉しかったのが「新世界の良さをあらためて感じました」というお言葉。
「発見がありました」というご感想。それは一つ目標としたところだったから・・・・

演奏以外でもいろいろと宿題課題がある状態ですが、
大学生のオーケストラとして、ぜひ一歩二歩前進してゆきましょう。
本当にお疲れ様。

そして客席から大きなご声援をくださったお客様、暖かな拍手、お声、
ありがとうございました。大きな励ましの響きとなりました。
また12月お越しください!成長がみられましたら、またお声を聞かせてください!
 

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