夏至  Juhannus(夏至祭)

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これからが暑さ本番ながら、明日から日は短くなる・・・
フィンランドの今は完全に白夜。この時期にあちらに行きたいな・・・と思いつつスケジュール的にそれは無理・・・。
今年もフィンランドは暑さが早く訪れていると友人が教えてくれる。
昨年も暑かった・・・・。
クーラーのない35℃というのはあのような状態になるのだな・・・・というのを昨年経験している。
今年の日本の夏は、それを覚悟して心の準備(^^)v

この10年で一度だけ、夏至祭を体験している。Kokko・・湖の上の灯・・・・静寂の時間・・・

昨日は舘野泉先生がフィリピンを訪れた旅番組が放映されていた。フィンランドと40年以上の関わりのある先生だが、意外に夏、南国がお似合いだなと思う。焼酎もお好きだし。

1年の真ん中にこれからの時間を想う・・・・・・・・

どうすればよいのか、ではなくて どうしたいのか・・・・という志向に変えてゆかないと身動きが取れない。
でも、どうするべきか・・・・を捨てることができない。そんな堂々巡りのここ数年。
良い音楽の場を作り上げたい・・・それだけなんですが それだけでは済まされない事もある現実。
自分の力の無さに腹立ちを覚える。
が、自己責任。
自分で歩きだすしかない。

週末の公演はとても楽しみだ。まもなくリハーサルが始まる。
「リュッケルトの詩」が全身を覆っていて、やや遁世的になることもあり、
特に、「Ich bin der Welt abhanden gekommen」は胸に迫る。「Um Mitternacht」の境地まではまだ少し遠く、でも総じてこの2曲が身体に流れている。
プロコフィエフは全く違うエネルギーを持つ。若手奏者の勢いのある解釈とどのようにコラボしてゆくか、
これも楽しみなのだ。
琴の音はどのようにオーケストラの響きと会話をするだろう・・・母の世代は琴の経験者が多い。
母も楽しみにしているようだ。

本日の朝ドラはやはり胸に迫る回でした。
ドラマの中のセリフは現実に現在日本の中にも同様に発言されていること。
命を「もうしわけない」という言葉でかみしめる想いがどれほど厳しく辛くその身を削っていらっしゃるか、
その想いが、明日を生きたいと思っていただけるように変わるには時が必要かもしれない。
そこをむやみに外部の力で短縮させてはいけないと思う。
それでも、その希望の光の道筋となる復興のへのサポートの力をどんどん送りこみたい。
月並みだが、一人ではできないことでも力が合わさると・・・!だから。

http://tomiokatomonokai.web.fc2.com/
こちらは「在京富岡友の会」のウェブサイトです。大震災前から活動をしていますが、
ゴーストタウンとなってしまった町のために、また新たに活動をすすめています。
母方の親戚が関わっているのですが、このような形で 離れた場所からでも何かしらサポートできる組織がこれから増えてゆくように思います。住人が全国に散らばってしまった市町村も多々あります。
ネットの力を発揮する番ですね。

個人でできる応援は小さなものなので、それがお役に立てる場所というのは 小さな情報やニーズ、
だからTwitterやブログや・・・・その発信と受信のやりとりでいろいろな良い関係が生まれていることがあちこちで紹介されていますね。

さあ、今日は珍しく晴天です。
夏至の日差しを浴びて、元気に京都往復です。(新幹線に運んでもらいますが

Hyvää kesää!

 

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