NHK交響楽団第1704回定期演奏会

NHK 6.jpgmini.jpg6月のCプログラムを拝聴

指揮 ウラディーミル・アシュケナージ
ピアノ アレクサンダー・ガヴリリョク

プロコフィエフ 組曲「3つのオレンジへの恋」作品33a
          ピアノ協奏曲第2番 ト短調 作品16

シベリウス   交響詩「大洋の女神」 作品73
          交響曲第7番 作品105
 

 

 

 

 

 

シベリウスに加えて、現在勉強しているプロコフィエフも聴ける、自分にとってとっても嬉しい公演。
まずは前半 驚異的なソリストに文字通り驚いた。
アムラン系列がまだまだいるのかもしれない。この世界・・・

ミスタッチをしない正確な演奏・・・ということではなくて、このタイプの皆さんは自分が作曲したかのように、
完全に作品をアナリーゼして手のうちに入っている弾き方をなさる。もちろん相当知的な方々だと思う。
感性や情緒だけで弾いているのではない。聴力も素晴らしく、またアナリーゼの完璧さからくる、バランスの良い演奏をどのタイプの作品にも可能である人たち・・・・。凄いとしか言いようがない。
まだまだ様々な曲を聴いてみたい。まだ27歳!

プロコフィエフとシベリウスを並べるなんて、演奏側にとってみると実はとってもハードな世界だと思う。
楽譜の性質が全く違う・・・・。聴く方は比較が楽しいが・・・・。

しかし前半のプロコフィエフは良くオーケストラが鳴っていた。本日は2階席で拝聴。
まっすぐに音が飛んできた。プロコフィエフ独特の鋭い遊びも聞こえてきたように思った。

そして後半・・・・

あ、休憩時間にアイノラ関係者に会いました。開演前にも。
そして開演前にお声をかけてくださった、アイノラにご来場頂いているお客様、いつもありがとうございます!

さて、
大洋の女神は演奏機会は少ない作品。でも師匠尾高先生は何度か手がけていらっしゃる。
自分はいつになるかな・・・ティンパニ2セットとハープ2台が必要なので、簡単には手を出せない作品。
この曲も楽譜のトリックでとっても難しい作品に感じてしまうけれど、実はとっても自由で自然で美しい。
素敵な響きが聞こえていたと感じた。

交響曲第7番。同姓のトロンボーン首席の方、お疲れさまでした!終演後少しお話できました。
この曲は複雑に見える楽譜の姿が、まるで刻一刻と姿をかえる雲海のように流れて行くことを自分は大事にしたいと思っています。今日はとっても各部分丁寧に音の風景を浮かび上がらせる演奏だったと思います。最後に向かう弦楽器の叫びは、さすがの響きが聞こえましたね。素晴らしい作品です。
毎日この曲のタクトを持っても良いとも思い、また年に一度、必ず指揮する作品にしたくもあり、メモリアルな時には必ず演奏したい作品でもある。とにかくいつも身近にいてほしい作品です。次の機会はいつかな。

平日の演奏会には行けます。休日の演奏会には無理です・・・・

昨年の「シベリウスSym2」を取り上げた名曲探偵アマデウスの画面上で共演した本日のティンパニ奏者の方ともお話できました。音大での同僚でもあります。

演奏現場を増やしてゆくのは難しいご時世になりますが、
それでもやはり自分のタクトのチャンスをまだまだ開拓したい。
目標値の何割果たしてきただろう・・・・自分は。
月並みな言葉ながら、悔いなく歩みたい。たとえ廻り道しても。

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