丁度100年前の本日、1911年5月18日にグスタフ・マーラーは天に召されました。
誕生日は1860年7月7日。51歳を前にして・・・
今年自分は、この作品とどっぷりお付き合いします。夏に。まだまだ楽譜チェック進んでいません。
中身は、
冒頭です。もちろん手書きです。解読が非常に大変なスコアです。 Blumine楽章を含む交響詩です。
花の章のみ浄書スコア出版されています。他はこのままです。このような作曲者の悩んだ跡がそのまま残るスコアです。研究にはとてもありがたいスコアですが、実演には不向きであるのは明白。暗譜しかありません。
最近の自分は、暗譜してもスコアは置きます。譜面台を片付けることは行わなくなりました。
こちらは6月末の公演。ここでもマーラーです。「リュッケルトの詩による5つの歌曲」と取り組みます。
昨年の角笛に続き、とても嬉しい機会です。マーラーは、テキストと音符の距離をいつも楽しみます。
そしてプロコフィエフのチェロとオーケストラの作品、シンフォニアコンチェルタンテ。
ソロ&ピアノ譜でも勉強していますが、プロコフィエフの音は本当に面白い。
実は国立音大の卒業試験のピアノは、プロコフィエフのソナタ3番を弾きました。
この世界が昔から好きだったのですね・・・。でも難しい・・・・
そして、ど~~んと届いたブラスオルケスターの練習楽譜。今年も前期の授業を少しお手伝いします。
ついにこの曲と向き合わなくてはいけなくなりました。ラヴェル作曲「ラ・ヴァルス」
素敵な作品だと思うのですが、ずっと逃げていました。自分では決して選曲しません。
ついに・・・・・・
今年の国立音大ブラスオルケスターは、三度目となりましたが、ブーランジュ氏の客演指揮です。
この曲のような「ギャルド」サウンドを彷彿とさせる曲目も並びます。オリジナル作品も並びます。
お楽しみに!
そしてそして
明日と明後日は自分の仕事でウィンドオーケストラと共演です。
作曲家、指揮者、そのほか多くの顔を持つ音楽家、レナード・バーンスタイン氏。もう亡くなって20年が過ぎました。信じがたい様な時が流れていますが、作曲家としての顔に、年々惹かれるところが増えています。
この曲は1954年に生まれているので、もう半世紀以上も前のもの。それでも現代に非常に新鮮に多くのメッセージを投げかけますね。
金曜日はクローズの音楽教室なのですが、学生さんには曲目は発表されているようなので
こちらにもちょっと・・・・
祝典序曲 ショスタコーヴィチ
グリーンスリーブス A.リード編曲
フィンランディア シベリウス
アルメニアンダンス パート1 A.リード
キャンディード序曲 バーンスタイン
シンフォニックダンス バーンスタイン
こんな曲が並びます。なかなかボリュームたっぷりでハードでもありますが、素敵な作品ばかりです。
トークとレクチャーを挟みながらの公演です。ちょっと楽しみです。
と、まあ このように幅広いジャンルの作品を同時に抱えている今日この頃・・・
その他にも考えるべきことが多すぎます・・・
命ある限りは、大いに悩みましょう(^^)v
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