poco a poco….

poco a poco….少しずつ。。。 このあとにどんな形容詞が来るか・・・・
まだ全体的には判断がつかない。

でも少しずつ良いニュースも届く、

4月29日に盛岡市で予定しているコンサート。
開催するということを主催者から昨日ご連絡受けました。

正直のところ驚きました。嬉しい驚きです。そしてあらためて自分がなすべきことをしっかりと心に刻みました。
盛岡市は比較的被害は少なかったようですが、それでも皆さん大変な想いをされていると推察します。
出演の生徒さんたちも、不安や様々な不足で心身平常心ではないかもしれない。
それでも音楽に耳を傾けてくれる。ご指導の先生方も支えてくださる。
「音楽の力で・・・」と言葉にするのは簡単ですが、それを本当に実現させるには立ち向かう皆さん以上に、
こちらのパワーも必要です。

senbei.jpg大震災の週の日曜日に盛岡にいました。お土産好きの自分は、必ず何か買って帰ります。
この大きなお煎餅、盛岡のあとのオーケストラの合宿に差し入れで持っていこうと思っていたのですが
荷物が多くて持てず、断念。千葉に置いて合宿の旅路へと向かい・・・・最終日が震災でした。
三陸の海の幸、多くの日本人がお世話になっていました。福島県沖もそうです。
その地が大自然の力で大きく姿を変え、そして今その自然に悪しき物質が流れ込んでいるのは人間の責任。

自分の過去のブログやエッセイを見ると、2006年を過ぎて 何となく自分の中で未来への不安が増えていたことがわかる。自然災害に必ずみまわれる日本なのだから、それを前提とした国づくりでなくては国民は安心できず、よって前向きな発展や活発な活動も停滞する・・・、このままゆくと21世紀は100年ももたない・・・度々書いていた自分を見つけた。多くの人が感じていた不安・・・・哀しいことにその現実を迎えてしまっている今。

多くの専門家が折に触れて警告していたこと、それを聞く耳持たなかったのは政治家だけの責任ではないだろう・・・。その政治家を選んだ自分たちも責任がある。

私の高校時代の同級生に、原子力開発に徹底的な反対をしている人がいる。
彼女はその生活スタイルを持って、反対を表明している人だ。嘘がない。

自分は・・・どこかに危険信号を感じつつ、その恩恵の電力の上で過ごしてきた。
他の方法を早く開発してほしい・・・と希望を持ちながら、豊潤な電力がもたらす眩いスピーディな文明とともにあった。 「どうして電車の暖房は熱すぎるのか、冷房は寒すぎるのか」「街のネオンが邪魔で星が見えないじゃないか」・・・そんなことを心に持ちながらも 作られた世界に流されていましたね。

多くの尊い命がまだみつかっていない。光を当ててほしいのはそこなのに、
すべてを失った方がたくさん避難なさっている・・・まずは落ち着く先を、そんな一筋の光を早く!

予告なく全く予想しなかった人生が訪れている環境、

そんな中からも 子供たちのたくましい未来へのコミュニティができているのを見ると、
人間の強さとしなやかさに勇気がわく。

福島県の風評被害はこれ以上広がらないだろうか・・・
農作物に明確な影響が出てしまった今、漁業、農業という基幹産業が深刻なダメージを受ける福島。
従姉妹の家へ避難してきている叔父は「帰りたい」という言葉をつぶやくそうだ。

首都圏の生活も益々厳しさは増すだろう・・・・
みんなで柔軟に生活スタイルを変えながら、長期の復興マラソンを走り抜きたい。

盛岡からの便りは、「未来」を作りなおす勇気をくれた。
自分もぐずぐずしている場合ではない。

海外に在住の日本人音楽家や留学生は各国でそれぞれ次々に、日本を応援するコンサートを企画している。
本当に多くの国の皆さんが日本を案じてくださっている。その想いを自分も音で拡散させて、良い流れを作り出してゆきたい。

日本人個々人の強い想いを、生かすも駄目にするも 我々自身にかかっている。
自然と人間の良い距離と、その環境で育む文明文化という果実の豊かさ、その世界的なモデルになってゆく気構えを持ちたい。 poco a pocoで。。。

昨日やっとピアノを弾いた。
なかなか楽器に向かえなかった。

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • 本当に地震が怖いと思いました。そして津波が・・被害の少ない盛岡でさえ余震のあまりの多さにまだまだ不安です。最初の一週間は楽器を持っても集中できませんでしたが、やっと普段の生活にもどりつつあります。先生に色々とご迷惑をお掛けすると思いますが、どうぞ宜しくお願い致します。

  • >saori様
    大変に案じておりました。大きな揺れが続く中皆さんのご様子が心配です。どうぞくれぐれも引き続きお気をつけてください。元気な顔で4月にお目にかかれることを願い祈っています。

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