While there is life, there is hope.

命あってのもの種

そう思えるときはまだ元気があるとき、本当に気力がなくなると そう思う力も失われる。
そんなときに、周囲の支えが絶対に必要。

冬型の気候が戻ってしまった被災地はどれほど大変であるか・・・
そしてその場で不眠不休の救援をしている皆さんも相当に体力を消耗しているのではと考えてしまう。
「これから」を、すぐには考えられないほどの大きな災害。

離れてみているわれわれ(報道も)、本当に何をすれば良いのか、そろそろ考え直さなくてはいけないのではないかな・・と、震災四日目で強く思っている。
報道がだれのためにあるのか・・・今回もいつもと同様の批判が巷で湧き上がりつつある。

メディアが競争ではなく団結して役割分担をして、放送局がもつ能力をフル回転させれば、かなり被災地の方に役に立てることができるのでは・・・と、私の周りでもいろいろな人がアイディアを語っている。
一地域のことだけではなく日本全国の国力の問題となった大震災、
電力をたくさん使っている放送局は ぜひ無駄のない電波の利用法をこの非常事態時に探してほしいなと、これまた素人の自分は思うのです。

素人というのは困ったもので、裏付けや根拠やデータ検証など抜きにして勝手なことを言います。
福島の原発についても、もうそろそろ詳細なデータや構造の説明はNHKだけに任せてはいかがでしょうかね・・。想像力はもっている素人が勝手な推測で話をどんどん大きくしてゆきますよ。それはごくごく自然な流れです。

他国から日本人の冷静な対応への称賛が伝えられているけれど、特に被災地の皆さんが本当に静かに辛抱なさっている様子は、各国の方驚かれているのではないでしょうか・・・。

一方ガソリンや電池、一部の食品が店頭からみごとに消えていました。
本日久しぶりに外出しましたが、唖然としています。単1の電池を2本ほど買おうかなと思ったら、どこにもない・・・。コンビニ、スーパーマーケット、電池コーナーはほとんど空っぽです。
これらはどこに行ったのでしょう・・・・被災地の方にまとめて届けられていれば良いのですが。

ガソリンは困った状態ですね。被災地の車両が動かせなくなるほどガソリンが不足とは・・・これこそ真っ先に確保して、現地に届けないと・・・。

あるSNS上で「安易なボランティア経験の失敗」をつづっていたものがありました。
とても心にしみる文章でした。実体験から学んだこと、とても大きなことを学んだのでしょう。
阪神淡路の大震災の折役に立てなかった経験から、現在は防災に役立つ専門の勉強を進めているそうです。
そこにもありました、救援のプロの力というのは本当にすごいもの。一方ボランティアという役割が本当に活躍できる時期はかならず来る。そしてその方法は今から準備ができること。
必要な時に役に立てる状態でいたいものです。

支援物資をいろいろな機関が集め始めているようですね。
情報を収集してみます。

さきほど今度は静岡県東部を震源とする大きな地震が発生。
今度は・・と、戦々恐々とする東日本です。
あれだけ大きな地殻変動が先週あったのです。何も起こらないわけがない、
その辺はきっと多くの人が覚悟していることですね。

今日はマンションの理事会というものに出席。(大人になるといろいろやることがある・・・・)
一様に「覚悟して」という面持ちで話し合いに臨んでいました。

演奏会のキャンセル中止が続いています。
25日に予定していた、お弟子様の音大のウィンドオーケストラ演奏会も中止です。
とても興味深いプログラムなので、ぜひいつか演奏してください。

今週末の師匠が指揮の「グレの歌」「悲愴」も中止です。

今回キャンセルが多いのは「気持ち」からくる自粛だけではありません。
交通機関のストップ、停電の影響でリハーサルができないケースが多発。
ぶっつけ本番で演奏会を行うわけにはいかないのです。
余震も続き、また震源も各地に広がっている状況・・・・・
公演を作り上げる多くの人が一堂に会する事が非常に困難なケースがあるようです。

落ち着いたら演奏活動も再開されるでしょう、
人の魂が元気を取り戻すような響きを作り上げたいと、多くの音楽家が思っているはずです。
チャリティーコンサートも早速準備が始まっているようです。
遠くパリではパリ在住の女性指揮者阿部さんが音頭をとっていらっしゃいます。
留学生など集っているようですね。うれしい気持ちですね。

アイノラ響も4月の公演では当日、義援金箱を準備予定です。
詳細はまた広報いたします。

どの土地も誰もが「安全安心」を確信できなくなっている今、
つまらない噂には振り回されないように、冷静に冷静に・・・・・

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