週末はもちろんリハーサルの日々。
土曜日はアイノラ響の久しぶりのTutti.久我山にて。
年始の新年会において、当選したくじの景品がこちら。
新年会企画幹事自らデザイン(昨年のプログラムの表紙です)。
今年バージョンもあります。
そのほか、ハンドタオル・マグカップなど、プログラム表紙デザインを利用してのなかなかおしゃれグッズを作成したのです。昨年からプログラム編集とチラシデザインを彼女=あやなさんが手がけているので、自らのデザインを商品化!ということになります。
アイノラ響は第1回目からチラシもプログラムも、なかなかセンスの良いものを皆さん作ってきていると思っています。団内にその筋の才能を持つ人があるからこそできたこと。
でも私がかかわるアマチュアオーケストラや学生オーケストラは、メンバーにデザイナーがいるというところが多かった。素晴らしい才能はあちこちにいらっしゃる!!
肝心の練習は・・・・というと、
2011年に入り、徐々に精度を上げてゆきながら全体で音作りをしているという段階。
気分や雰囲気だけとか、「だれかの演奏のように」というのはご法度。
とにかく全員が楽譜を細かく見ています。
こういうコンセプトオーケストラなので、作品の背景や作曲者についても自主研究している人もいます。
それだけ多くの人が魅せられている作品を作る作曲家は、やはり凄いなと思うわけです。
楽譜に忠実に・・・という言葉の解釈は巷でもいろいろ言われます。
意味のある音を出せるように楽譜と楽譜の背景を読む。
そんなところでしょうか、自分の解釈は。
意味・・・はなはだあいまいな定義です。
人間という生き物、結局それを探しながら旅をしているのではないでしょうか・・・。
同じ文献資料を見ていても、全く違う意味にとらえている研究者や演奏家がいます。
できるだけ多くの資料と正確な情報を参照することは大前提として、
そこから音楽家がやるべきことは、出す音において聴衆に伝えられるか・・作品の意味を・・
厳密に言うと、演奏者がその時点で判断した作品の意味を・・・・・。
物理的に正確に音が並んでも それだけでは片手落ち。
音楽的時間の話は際限なくなるので、止めます。
日曜日はアンサンブルフラン。
こちらは公演が迫ってきました。メンバーひとりひとりの状態がどんどん良くなっているので、
アンサンブルとしてのサウンドやクオリティが毎週違います。
込み入った音符の楽譜のものは2010年の間は、少々我慢してスローテンポリハーサルを行ってきました。
そこから作曲者が意図した時間設計に最後の組み立てをしているところです。
アンサンブルフランが手掛けているストラヴィンスキーにおいて、
上記の「時間」問題が非常に重要になってきます。
あまり書くと、現在汗をかいている「コラム」ネタがなくなるので・・・・(^^ゞ(^^ゞ(^^ゞ
アンサンブルフランのプログラム表紙もメンバーが行っています。以前もご紹介したかもしれませんね、
彼=まつばら君は学生時代も見事なプログラム冊子を作っていました。
先週はいろいろ哀しいニュースも個人的に飛び込んできました。
自分の先輩や恩師や尊敬する皆さんの哀しいニュースを受け取ることが昨年から急激に増えているように感じていますが、そんな時、あらためて自分の年齢も感じてしまいます。
授かった命をとことん使い尽くすこと、喜んでいただける仕事を続けること・・・
まだまだ半端者だ・・・自分。
コメント
コメント一覧 (4件)
なんか、阪大オケ広報部隊がいまだ東京のあちこちで活躍してるわけですね(笑)
>あやなさん
そういえばそうでした!お二人のリンクを忘れるところでした。恐るべし阪大広報部隊!
阪大はフィンランドともつながりましたね。フィンランドセンターから情報が届きましたよ(^^)v
ええ??何のことかしら?阪大とフィンランドのあいだに何が!?
>あやなさん
どんどん糸電話の糸が太くなってゆく、数が増えてゆく・・・そんな感じですね。