金沢大学フィルハーモニー管弦楽団のリハーサルに来ています。
チラシもできあがりました。
フランスとロシアのつながり、生と死の隣り合わせの作品、カルメンの情熱、ミカエラの大きな愛・・・
もろもろドラマが詰まっている作品ですが、それぞれに難所たくさんありです!
難所と言えば・・・
本日は列車を乗り継いで金沢まで来ました。新幹線からは快晴の素晴らしい北関東の風景
それでも
強風であちらこちらダイヤは乱れ・・・車内放送もお詫びの連呼、
でもね・・・自然相手ではだれにもどうしようもない。越後湯沢駅からはすでにこのような雪の山が見えて・・・・
強風にあおられた雪煙りがよく見えていました。
「はくたか」は遅延。40分ほどの遅れで越後湯沢駅に到着。
きたきた
折り返しを急いで準備して、時刻表から20分ほどの遅れで出発!すごい!
はくたかに乗車後は、トンネルと日本海の連続。
車内放送で、「ここはかつて北陸道の難所といわれ・・・」と解説。
険しい山をこうして今は立派なトンネルが貫通し、
日本海のすぐ横を線路も北陸道も走る時代・・・・。
なんでもそうだけれど、簡単にできちゃったことなんてない。
便利な世の中は「できあがりの形」を、ともするとすぐに見せたり用意する。
それができないと「駄目」のレッテルを貼りたがる。
でも・・・・
こうして列車で時間をかけて道中を味わうと、ちゃんと作り上げることは時間がかかって当たり前だと
思うわけです。何にでも通じることだと思います。
そんなこんなで金沢駅には時刻表から50分ほど遅れて到着。
もともとそのくらいの余裕を見て出ていたので、学生との待ち合わせにはほとんどオンタイムだったのですが、
金沢駅で買い物ができなかった・・・!帰りに寄ろう。
さて今日は市内から少し距離のあるところへ。
山の研修所。なかなか素晴らしい風景のところです。
ビザ―とサンサーンスのリハーサル。
カルメンも死の舞踏も、明確なドラマがある。それが聴いている人に浮かんでくる音作りを目指したい。
演奏者が音にイメージを持たないとそれはできない。
きちんと音が並んだからと言ってそれができるわけでもない。
今日はハープの先生にも参加頂いた。響きの色が変わった。
ここからまたスタート!次の山を目指す。
終わって会食。
金沢市内、片町にあるお店。落ちついた良い感じのところでした。
魚料理が並びました!ヘルシーです。美味です。本当にどうもありがとう!
さて明日はエネルギーを蓄えてチャイコフスキーに向き合います。
11月に共演した同志社大学も、そして金沢大学も同じようなペースで共演の機会を頂いていますが、
両校とも今年の学生はおとなしい!!どうしてだ~~~~!?平成生まれはおとなしいのか??
そんな話題も出た会食。「昔は~」という話を持ちだすのはあまり良くない。
今目の前にいる学生達とちゃんと向き合いたいね。
せっかくたくさんの時間を費やして取り組んでいること、充実の時間を作ってゆきたい。
若者に潜む本当の力を引っ張り出したい。
明日も午前からリハーサル!
おやすみなさい。
コメント
コメント一覧 (2件)
ユリさん、今朝は思いがけないところで思いがけない時間に、偶然お会いすることができて、本当にびっくりしました!
何年ぶりでしょう?
ご活躍のご様子はいつも拝見させていただいていましたが、実際にお会いできて、本当にうれしかったです。
来年は必ず演奏会に伺います!!
>tomoyanさん
コメント早速ありがとうございました!
1時間前に金沢から千葉に戻ったところです。
今朝は本当に驚きました!!!!!懐かしいお顔が目の前に!
本当に私も嬉しかったです。ぜひまたどこかで遭遇したいですね。
引き続きお元気で、お仕事に音楽に飛び回ってください!