Jean Sibelius Violin Competition2010

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来週から始まる第10回シベリウスヴァイオリンコンクール。5年に一度という大きなコンクールです。
http://www2.siba.fi/sibeliuscompetition/index.html

フィンランドのシベリウス協会とシベリウスアカデミーにより開催されます。
前回の優勝者が今年のシベリウス音楽祭のソリストでした。

今年の審査員のお名前を見ていたら、Olivier Charlier 氏の名前が。
記憶に間違えがなければ1990年のブザンソン国際指揮者コンクールのファイナルで、審査課題のサンサーンスのソリストであった方かと・・・。リンクページの写真を見てそうではないかなと思っているのですが・・・・。もう20年も前の話です。
コンクールのレセプションにフィンランド側から御招待を頂いたのですが、あいにくこの時期日本を離れられません。副事務局長殿がちょうどフィンランドで公演があっていかれているので、出席いただくことになりました。コンクールの様子も後日伺えそうです!

ラハティ響のコンサートマスター、Jaakko Kuusisto氏も審査員です。
22日からの審査に進んでいるのはこちらの皆さん。
http://www2.siba.fi/sibeliuscompetition/eng/competitors.html
日本からは3名のお名前がありますね。黒川さんは昔京響で共演しました。
工藤先生のお弟子さんでした。天国からきっと先生も応援してくださっているのではないかな・・・。

コンクール、若者たちの才能が集まって特別な環境で爆発的にそれが発揮される場所。
あの空気は独特です。
今日もジュネーブのコンクールでピアノの優勝者が日本人であったとニュースが出ていました。
素晴らしいですね。
早くから海外で勉強する若者が本当に増えています。
たくさんの文化、音、空気を身体に思いっきり吸いこんで、咀嚼してそれを演奏に解き放つ。
きっとまだまだこれから大きな才能が生まれ育ってゆくでしょう。ゆっくり大きく育ってほしい。

今日はそろそろ伴奏合わせが近づいた曲をさらっていましたが、やはりシベリウス、グリーグの楽譜は特別に美しく魅力的ですね。二人とも歌曲に名曲が多い。グリーグは歌われることが多いですが、シベリウスはまだまだ機会が少ない。小品100曲余りの作品、多くの人に知っていただきたいですね。

週末はシベリウスの交響曲と向き合います。2番と1番。この差は大きい・・・。
1,2番と3番以降という区分けをよく行いますが、1番と2番の違いも大きい。
個人的には毎年シベリウスチクルスを指揮したいですが、それはまだまだ遠い話でしょう。

必要な資料を家探ししていて、この10年にやってきたことの記録や資料やチラシやプログラムや・・・
もろもろ目にするに 「ちゃんと整理整頓して、そろそろ大きな形にしなくてはだめでしょう」というメッセージが脳内に飛んできました。現実的にこの資料関係の整理ももちろんなのですが、「自分のやっていること」を表に出してゆかなくてはだめですね。某所で「アウトプットのハードがない」という発言をしている当人としては、自分自身についても同様ではないかと反省する次第です。ハードだけ先に作ってというのは自分は賛成できないのですが、ソフトがそろってきたら「よっこらしょ」と外気に触れる機会を作らないと。

10年前とは同様には動けない、明らかに勢いが違っているなと実感する日々。
でもこの10年でたくさん得たこともある。シベリウス、フィンランドを通じて出会った多くの人、
作品を生む人、奏でる人、聴く人、研究する人・・・いわば皆さん同士だと考えています。
ようやく全集が初めて出る作曲家。新しい人なのです、シベリウス。
これから多くのセクションがそれぞれに力を発揮して後世に残してゆかないとね。

先日も校訂作業をしている研究者のお一人からお返事を頂きました。
それは「序曲」のことでしたが、残っているのはスケッチのみであるということ。手稿譜としては紛失。

来年もシベリウス演奏は有難いことに続くようです。新しいオーケストラとの出会いもシベリウスのオファーです。初心忘れるべからずでいつも真っ白な楽譜のつもりで向かいたいもの。

なんだか年末のような文章になっていますね・・・・変だな。
急に寒くなっているから?

皆様良い週末を!!
 

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