食べ物の話題ばかりで恐縮ですが・・・
昨日お昼に頂いたお弁当です。金沢らしいお弁当を・・・本日も頂きました。
海の幸に心から感謝です。有難くいただきました。
リハーサル二日目、金沢市から少し離れたところで。
学生達も大変です。トラックに楽器を積み込み、ホールにセッティング。
メンバーは電車とバスで駆けつけます。大学にも合奏ができる場所はあるのですが、
日曜日は貸し出されないとのこと。
今日はチャイコフスキーのみ。5番です。
11月本番の同志社が6番。この連携は自分にとってなかなか大事です。
5番はヴァイオリンでアマチュアオケ参加演奏回数が一番多い作品。
タクトでもデビュー以来シベリウスの1番に続き多い作品です。
1stVnのパート譜、最後の1ページ・・・・・・・・・・・それはともかく
5番はテンポ設定が非常に鍵です。
チャイコフスキーの書いた指示を素直に表現すると自然なフォームになります。
世の中様々な演奏がありますが、金沢大学の皆さんとともにチャイコフスキーに向き合って作り上げたいと思っています。
初顔合わせのリハーサル、はじめは緊張気味で言葉もなかなか出してくれなかった学生達
(私はそんなに恐ろしげな人物でないつもりだが・・・・・・・(今は))
最後には活発な質問もセクションのリーダー達から飛び出しこれからが非常に楽しみです。
手ごたえとしてはとても強く感じているのです。次のリハーサルでは音の会話もさらにグレードアップを目指して。
次は12月に行きます。
小松空港から羽田へ。
羽田空港では到着してから「要人の到着があるので、少し迂回します」と、タラップを降りてバスでの到着ロビー移動は時間がかかりました。要人・・・・・・・・・・・誰だ。
空港の送り迎えは学生の運転で。ありがとう!お疲れさまでした。
道中の車内でCDから某指揮者によるシベリウスのフィンランディアが流れましたが・・・
編曲するな~と思わず叫ぶ私。偉大なる著名な指揮者でありますが(すでに天国にお住いです)、
どうしてあのような操作をなさるのだ・・・とぶつぶつぶつぶつ・・・。
作曲者はオーケストレーションの楽器選択にも、悩みぬいていると思いますよ・・・。
帰路の自分の内側はどうにも不調。
つまらない思考の迷路にはまりこむ。
混線状態の内側の会話。
羽田空港から千葉までのリムジンバスの車窓の風景、
観覧車が並び、きらびやかな高速道のライトと鉄道の高架とが光の道を描き、
その隣の異次元の道を音もなく走っているかのような時間・・・。
停まってしまいたくなる思考の混雑。
千葉駅からのタクシーの運転手さん、
ほんわかと気持ちの良い会話を楽しめた。
風が流れた
ありがとう・・・・・
コメント
コメント一覧 (1件)
こんばんは。
チャイコフスキーの「交響曲第5番」も近々振られるのですね。
チャイコフスキーの「交響曲第5番」には、1888年1月に
ライプツィヒのブローツキー(vn協奏曲初演者)邸で知り合ったグリーグや、
同時期に同地で自作を指揮してもらったマーラーからの影響が見られます。
第1楽章の第1主題は、グリーグの若き日の、同じく
ホ短調のピアノ・ソナタの終楽章の主題を用い、
第4楽章の(ソナタ形式であるとすれば)再現部の開始を、
テンポをポーコ・ピウ・アニマートに速めて、
「さすらう若人の歌」の「今朝がた野原を歩いたら」の主題
【ド↓ソ↑ド↑レ↑ミ↑ファ↑ソ】を短調にした旋律
【ラ↓ミ↑ラ↑シ↑ド↑レ↑ミ】をオッブリガートにしてます。ところで、
この交響曲の舞踊楽章は”Valse”と命名されてます。
Allegro moderato(四分音符=138)という極端に緩いワルツです。
いっぽう、
第1楽章第2主題群のあとには、展開されない素材の「ワルツ」が
付け加えられてます(提示時ニ長調、再現時=ホ長調)。
♪●ミー・>レー>ド│●<ファー・>ミー>レ│
●<ソー・<シー>ラ│ー>ソー・>♯ファー>Nファ♪
(●=8分休符。ドレミのカナ一文字分を8分音符の音価とし、
1拍の区切りを「・」、小節の区切りを「│」で示してます)
これは、8分音符が1拍の3拍単位が1小節内に2つあるワルツ、
ということで、6/8拍子で(付点四分音符=92)と記されてます。が、
♪●ミ・ー>レ・ー>ド│●<ファ・ー>ミ・ー>レ│
●<ソ・ー<シ・ー>ラ│ー>ソ・ー>♯ファ・ー>Nファ♪
という4分音符が1拍の3拍が1小節内に1つあるワルツ、つまり、
3/4拍子のワルツでもある、というシンコペイションを残したままの
変則的なヘミオラ構造のワルツにもなってるのです。そして、
92/2=138/3
この、第1楽章に付随されたワルツと第3楽章のワルツは、
実は「同じテンポ」であるという仕組みになってます。