金木犀が

香っています・・・・・・・

秋から冬への道が見えてきました。
もっとも好きな季節です。

12月のピアノ伴奏を務める公演内容がほぼ決まりました。
学生時代、たくさんの仲間の伴奏をして楽しく勉強させてもらい、
オペラに関わっていた時代、ピアノ稽古も務め歌を学び、
魔笛のチェンバロも弾き振りし、
研修時代、少ないレパートリーながら室内楽を続けました。
でもその後、ぱたりとピアノから遠のいて ウン年。

リハビリしながら復活です。

不思議なもので今年はまるでどこからか指令が出たかのように、「歌」に関わる年になりました。
4月には合唱のコンサート、8月はエグモント、11月にはソプラニスタとの共演とマーラーの素晴らしい歌曲、
そして12月と来年の2月には北欧歌曲。
自分のプロデュースの選曲は一つもないのですが、重なるものですね。
これは天からの贈り物と思って受け取っています。

自分の机の周りが雑然とし始めています。
よくない兆候、
引き出しを増やしておさめましょう。
そう、頭の中の話です。

様々な現場で仕事をしていると、同じことをしても 全く正反対に受け取られることもある。
それは当然のことで、相手あっての仕事だから。
その辺は面白くもあり、辛くもあり。
でもやはり面白いなと思う。
最終目的地にどう歩いてゆくか、自分の仕事の場合リハーサルの話になるのですが、
いつも同じ道を歩けるわけではない。

相手であるオーケストラのタイプ、レベルはオーケストラの数だけ異なっている。
最近気をつけているのは、ステレオタイプに相手をみないこと。
あくまで作品の本質をオーケストラと共有することに専念すること。
そのコミュニケーションを持てるようになるのに時間がかかるオーケストラもあれば、すぐに理解しあえるところもある。
正誤でもなく、是非でもなく、良し悪しでもなく、すべて異なる特徴を持っているということだけだ。

学生オーケストラもこの20年でかなり変化をしている。
音楽大学もしかり、

いつも柔軟にいたいものだ、迎合ではなく、
やり方や歩き方が変化したって良いではないか・・・
本当に大事なことをみんなで共有できればね。

夕食時のテレビに映っていた、
「イクメン」
良いではないですか!確かに増えていますね。街中でも。
北欧はもちろん多いです。共働きが当たり前の文化。そうでなくてはやっていけないという声もある。
社会を作るみんなが気持ちよく働き気持ちよく人生を生き抜くことができる仕組みを作りだした北欧。
日本独自のやり方をこの分野ではこれから作りだしていかなくてはならないだろうな・・・と思う。
日本にはまだまだ簡単に変化できない世代も人々もいる。
でもあきらかに世代ごとの人口バランスを考えたら、少し急いで対策を立てなくては転覆するのは見えている。
我々の世代、あと10年後を考えると実はかなり背筋に緊張が走る。

イクメンの情報とともに別のところから、コンカツの現状も情報を得た。
専業主婦願望が増えているということ。求む年収○○○○万だとか?
ううむ、
これには簡単にコメントはできないな。

パワーのある生まれ月にいる自分ですが、
今の自分に必要なのは自分を整理整頓することかもしれない。
フリーになって10年、
やることが増えてきた今、先の道を真剣に考える時だね。

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