23日は成田空港11時発。かなり早く空港には到着してしまったものの。。。
少々(?)荷物が重かったので時間があって丁度良かった。
とても走れませんでした。
フィンエアは満席でしたね。私は一番後ろの座席。結構好んで取ります。
映画などは先月とまったく同じプログラム。7,8月が一緒なのですね。帰国は変わるでしょう。
15時10分くらいにヘルシンキ・ヴァンター空港に到着。一番はじっこのゲートでした。
実に遠い・・・・・・・・・・・・・・アジア便はどうやらそうなっているようですね。出発もそうです。
荷物を取って外に出ると・・・・本当に涼しい。
まことに申し訳ないような爽やかな空気です。雲も秋の雲。
ヘルシンキへ向かいました。
8月23日、24日、そして27日の三日間、ヘルシンキ週間のコンサートを聞きます。
今日だけヘルシンキに宿泊。深夜のバスもあるのでほとんどヘルシンキに泊ることはないのですが。
コンサートは宿のすぐ近く。
この大聖堂のすぐ横、
こちらのヘルシンキ大学祝祭ホール。
とてもわかりやすい場所にあるのですが、まだ行ったことがなかったところです。
本日は、交響曲第1番、第2番の2曲。そしてコンサート前に、Eero Tarasti氏によるプレトーク。
主に第1番の初演の頃の話、反響、そして若きシベリウスの話もありました。第2番は軽く触れた程度でしたが、
非常に早口の先生、30分の中でずいぶん内容は多かったと思います。ホールの壁にはガッレン・カッレラのシンポシオンの絵がかけられていました。
こちらがそのホール。休憩時間の様子です。もちろん当時から改修されています。
椅子も今は赤い布張りですが、当時は木だったと思います。これほどの明るさはなかったと思います。
それでも、空間の大きさ、そして聴衆に囲まれるようにして真ん中に位置するオーケストラ。
その様子から当時の雰囲気を感じ取れます。
今回のタピオラシンフォニエッタはもともと室内管弦楽団です。
金管楽器はエキストラ。知り合いもちらほら。。
休憩時間にはホルンのTeroさんと、そして終演時には、チューバのMiikaさんとご挨拶。
Miikaさんはリエクサに客演した折のチューバコンクール第2位の若手です。
3人のファイナリストの中でもっとも正確で実直な演奏を記憶しています。
本日の指揮はセゲルスタム氏。読響に度々客演のフィンランド指揮界の大御所であります。
作曲家でもあります。恐ろしい数の交響曲を書いている・・・・・人です。
この・・・・・には意味があります。氏の交響曲のナンバリングには少し特徴があるので。
ともかく
本日の演奏はかなり集中して拝聴しました。瞬きもあまりしなかったかもしれない。
終わったら非常に眼がつかれていました。真剣に聞くと眼が疲労します。
自分でタクトを持っていてもそうです。
このセゲルスタム氏、本当に極端で鮮烈な解釈を展開なさります。
かと思うと、全集のクリティークに添った丁寧な演奏の部分もあります。
何をどう選択・判断しているか・・・・そこに注目の2時間でした。
オーケストラも思いがけない事故もぽろぽろありましたが、機能性に優れているタピオラシンフォニエッタ。
その腕はしっかりと見せてくださったと思います。
明日は3番、4番。楽しみです。目薬差しておこう。
弦楽器10型でした。10-8-6-5-4であったと思います。明日もう一度確認します。
このホールはとても良いです。このサイズであれば。
フィンランディアホールよりもまろやかで魅力的な響きです。
このサイズでも今日の華やかな響きを必要とするところ、まったく不足なく丁度良いです。
ユニゾンの美しさや室内楽的なアンサンブルの部分、このサイズの方が良いです。
並び方は少し初演時とは違っているとTarasti先生がおっしゃっていました。
コントラバスは後ろです。これはいくつかの写真にもそう写っています。
アイノラ響も一度だけ対向配置でコントラバスを後ろに持っていったことがあります。
作品としてはそれはベストだったと思っています。しかし実際は難しい。
慣れる時間、ホールをそのように鳴らす時間が必要。
終演後の様子。お客さんほぼ満席でした。湧いていました。
交響曲第2番の初演時も実際非常に反響がよく、すぐに再演が決まっています。
こんな雰囲気であったのかな・・・・と、1902年にタイムスリップを(気持ちだけ)
奇しくもですが、アイノラ響で次に「2番」が決まって、少しして名曲探偵で「2番」を取り上げると連絡を頂いて、そして番組が完成して、こちらの初演の会場へ足を運ぶことができた!「今、2番を!」と誰かが指令を出している、そんな勝手な思い込みで来年4月まで取り組んでみます。<(_ _)>
会場では合唱指揮者の松原千振先生と偶然にお会いしました。
少し前に東混でフィンランド演奏旅行もされていたそうです。
久しぶりにお目にかかりましたが、本当に世界を飛び回っていらっしゃる方です。
明日は大荷物を宿に預けてヘルシンキに滞在、コンサート後にラハティに戻ろうと思っています。
日中は専門書を少し探したいと思っています。
コメント
コメント一覧 (4件)
ファビアン・ダールストレム編集の新刊がでます。アクセル・カルペランとジャン・シベリウスの往復書簡集、出版は、スウェーデン文学協会です。タイトルは、”Ho:gta:de Maestro!Ho:gtra:de Baron!”
>萩原さん
貴重な情報ありがとうございました!
Essa Hoisa Yuri先生
「目にはブルーベリーを」
ブルーベリー効果^^v
視力の衰えを改善するのは有名ですが神経を伝わる刺激を促し、即効性があります。
新しく発見されたものは、動脈硬化を防止し、血管壁を丈夫にし、血液循環を促進、とりわけ脳の血液循環を促進などです。
今旬なのか判りませんが乾燥したのでも効果あると思います!
Hyvaa paivan jatkoa.
>Enja Koraja Tomokoさん
アドバイスありがとう!早速ブルーベリー入りのヨーグルトを買いました。今日はブルーベリーそのものをゲットしてみます!(^O^)/