札幌!

kaunissaa sapporo.jpgいまさらですが、やはり札幌は良いです。
自分が最も大自然を駆け巡った時期、つまり5歳から10歳を過ごしている土地ということもありますが、
自然と人間のバランス、気候環境、文化、風土、・・・・札幌という街が自分は一番落ち着くのかもしれない。

生まれは東京です。
5歳になって札幌に移り、政令指定都市になる以前の「西岡」に住んでいました。
オリンピックを見てからその年の春に東京に戻ったのです。

札幌に移った当初は、雪の上を歩く足の冷たさに心細くなり、
でもすぐに慣れて雪はお友達に。
生傷の絶えない子供でありました。はい。

東京に戻ってからは、本心は札幌に戻りたくて仕方がなかった・・・・・。
野山を駆け巡っていたパワーのまま、東京の小学校に転校。
いやああ、学校の中を駆け巡る生活に変わりました。
別の意味で生傷が・・・・(>_<)暴れん坊でごめんなさい。

さて本日は実は「道民オーケストラワークショップ」リハーサルはお休み。
札響の本番があったのです。
コバケンさんこと小林研一郎氏のタクトで「未完成・運命・新世界」の三大交響曲。

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満席でした。キタラホール。
大昔、コバケン先生の下で合唱団のアシスタントを何度かさせて頂いています。
その初回が忘れもしない東京文化会館でのマーラー「復活」。
もう20年以上前ですね。懐かしい時代です。

桐朋に入ってからご無沙汰になってしまい、久しぶりにお目にかかったのがなんとエストニアのタリン。
日フィルの演奏旅行でいらしたときです。私はヤルヴィ氏の公演を聴いたのですが、
会場にコバケンさんもいらしていて、久しぶりにご挨拶したのが10年前ですね。
研修から帰国してから日本での公演にはなかなか伺えず、
もしかすると今回はタリン以来の御挨拶かもしれません!!
相変わらず細身で柔軟な身体から紡ぎだされるタクトでしたね。満席のお客様湧いていましたよ。

少し客観的な意見となりますが、いわゆる「オハコ」というものを持っていらっしゃるマエストロ、
または●●の△△、というように指揮者の名前が冠として作品につくようなコンサートを持てる指揮者、
そういう世界の様々なマエストロの公演を拝聴する時に、自分なりに気をつけて聞いているポイントがあります。

お馴染の名曲を演奏されることが多いので、もちろんこちらも勉強の回数が多い曲です。
楽譜がそれなりに頭に入っています。
その作品が自分の手の内に入っている指揮者の方々が、
「なぜ、そのように解釈するのか」という視点でこちらは聴きますが、その解釈が深いわけです。皆様。
その深さの深まり方もまた独特なわけです。

数え切れないほど演奏されている曲目なのだと思うのです、本日の3曲も。
その中で何を選び何を削ってこられたのか、あるいは何を見つけ何を大事に育て育まれたのか、
その取捨選択やスタンスが通り一遍ではないので、ふむふむと大いに考え感じさせられるのです。
もちろん自分がそれを真似するわけではないです。
自分は自分の心と眼と思考で楽譜を見ます。
でも一つの新しい視点というものも頂けるわけです。
かなり客観的に拝聴していますが、職業柄ということもありますがどうしてもそうなってしまいますね・・・・。

終演後札響の皆様にもご挨拶を、
「道民オケ」で今年もお世話になるコンサートミストレスの大平まゆみさんともお目にかかりました。
本日は降り番でした。

若きコンサートマスター、そして母校都立両国高校の後輩である三上亮さんとも、やっと握手ができました!
最近の札響客演でご一緒している伊藤亮太郎さんが本日のコンサートマスターでした。
お疲れさまでした!!

さて、昼間は・・・・・・お昼寝していたわけではなく、

sibelius seura hokkaido.jpg

こちらの皆様とミーティング、親睦会でした。
日本シベリウス協会北海道支部の皆様です。先日の「アイノラのつどい」出演者の皆様でもあります。
そのご報告も伺い、これからの活動のこともお話を伺い、いろいろと有意義で楽しいお話のひと時でした。
北海道支部は札幌だけではなく道内に会員がいらっしゃるので、これから広範囲に活動を展開されてゆく予定です。その辺の未来の素敵な夢の道も皆さんとお話ができました。

この場所は昨年もご案内頂いた、「きらり 輝」という和食のお店。詳細はこちら
お店も環境も素敵です。そしてお料理が本当に美味しい。
こんなランチです。
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このお膳の前に出た、先付けとお刺身も爽やかですがすがしいお味でした。

このお店の後、素敵なカフェに、そして素敵なギャラリーにお邪魔しました。

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奥井理さん、というお名前をご存じの方も多いかもしれませんね。
NHKの美術番組で紹介されていました。
19歳で交通事故のため亡くなってしまった画家志望の若者。
その方の御両親が残された絵画と日記、手紙をもとに本を出されています。

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このギャラリーにその絵が展示されています。
言葉にはとてもできない衝撃を感じます。
言葉ではとても返せません。自分には。

ギャラリーにはお父様がいらっしゃいました。息子さんを失って今年で15年となられるそうです。
悲しく深い時間を、このギャラリーに集う皆さんと、ギャラリーを取り巻く緑豊かな土地が
優しく暖かく
見守っているように感じます。

日本シベリウス協会北海道支部のアイノラのつどいは、このギャラリー会場で行われました。
ホールの背面は窓ガラス。そこには緑が広がり、ホールの明るい木目の色とデュエットしていました。
素敵な場所です。

また訪ねたいと思います。

 

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