本日も快晴・猛暑のモスクワです。
地下鉄を乗り継いで何とか目的地クレムリンの傍までたどり着き・・・
しかしまず立ち寄ったのはこちら。
プーシキン記念美術館ヨーロッパコレクション。印象派が勢ぞろい。
ゴッホ、ゴーギャンも並んでいました。非常に冷房がきいていて母は御機嫌!
そのあともう一つイリヤ・グラズノフの絵画が並ぶ美術館も見て、思いっきり冷えました(>_<)
そしていざクレムリンへ。
すでに午後3時を過ぎていたので人も思ったよりは多くなく、少し並んで入れました。
元老院(露西亜連邦大統領府)、パトリアーシェ宮殿、イワン大帝の鐘楼、ウスペンスキー大聖堂、ブラゴヴェシチェンスキー聖堂、アルハンゲルスキー聖堂、リザバラジェーニャ教会、グラノヴィータヤ宮殿、大クレムリン宮殿、武器庫、などなど並ぶ中全部は見られませんでしたが、かなりのロシアの古の空気を体験できました。
13世紀、14世紀あたりから・・・大きな歴史の変化の中で閉じ込められてきたもの、守られてきたもの、覚えておくべきもの、様々な形で残っていましたね。
未完のままに終わった鐘の皇帝、18世紀前半のものです。
ロシアの歴史は人のドラマの歴史・・・魂の叫びの歴史・・・嘆きと祈りの歴史・・・
お隣の国との違いをひしひしと感じます。
クレムリンを後にして、要塞の壁づたいに(間違えて遠回りして)赤の広場に戻ってきました。
昨日も見たボクロフスキー聖堂(ワシリー寺院)、なかに入ることができました。
1560年に建てられたもの。イワン雷帝がモンゴルへの戦勝記念に建てたもの。当時この色づかいはどのように見られていたのかな・・と、少し気になります。
朝10時から夕方7時まで歩きまわっていました。本日も水太り。
この週末はもっと観光客が増えるのでしょうね。本当に多国籍のモスクワです。
賑やかで楽しいことをしているのは、どうもイタリアの方のようですが・・・。
お国柄が見えるのも楽しいもの。
音楽関係は明日廻ります。
日本の雨を案じています。国際放送のニュースが見られます。
雨の猛威・・・ヨーロッパの猛暑・・・もろもろ大きなゆるやかな気候の変化の中にあるのですね。
コメント
コメント一覧 (2件)
写真の建物全体図を見ても、古さを感じさせない色使い・デザインは素晴らしいものですね~(・0・)近くで見れば、細部まで見とれてしまうくらいの細工があるのでしょうね。昔の人は、限られた道具でこんな大きな建築物を造ってある意味現代人よりすごいかも・・・です。
美術館が涼しくてよかったですね。
でも、「暑い!」と「涼しすぎ」で体がだるくなりそうでそれも複雑です。世界の気候も「異常」で、地球の悲鳴にも感じます。
今日の日本も、暑すぎ!!!でした。
冷房の建物から外へ出ると、熱波・熱風・皮膚がジリジリって感じでした。各地で大雨の被害が出ていて、自然の厳しさや人間の力の小ささ感じます。年々、災害が拡大しています。今後、どうなってしまうのか不安です。これ以上、被害が広がりませんように祈るばかりです。
ユリ先生、お母様も 水分補給しながら体に気をつけてお過ごし下さい。
また、お写真楽しみにしています(^-^)
>たかひろママさんへ
昨日はモスクワの夏至上最高の気温だったそうです。
どうも自分は暑さに今回大丈夫です。しかし母にはやはり堪えますね。
無理もありません。涼しい場所を探してもう少しロシアを動きます。
古代の大建造物には、本当に圧倒されますね。
人間の力は数千年前には確立していたのでしょうか。
今の人類は「壊す」方の役割になってしまっているような・・・。
日本も猛暑本番ですね。どうぞお身体大切になさってください。