豪雨 

昨日の一瞬の豪雨は、絵にかいたような雨の姿・・・
ちゃんと太い線が見えて・・
それが次第に激しくなって、線は面になり・・・
目の前の風景が隠され・・・・

フランソワ・ブーランジェ氏も「おおお」と大学の窓辺から外を眺めていらっしゃいました。

昨日から客演指揮者ブーランジェ氏のリハーサルがスタート。
授業が終わってからの臨時練習。6時から結局9時半まで。
楽器室もその時間まで担当のMさんの御好意で開けてくださり・・・
本当にありがとうございます。<(_ _)><(_ _)>

授業ひとつ、公演一つ、多くの人のお世話になっていることを我々演奏者は忘れてはいかん!!

ブーランジェ氏も昨年に続き2度目ということで、こちらの様子にも慣れてきていらっしゃるご様子。
学生たちとの出会いを楽しみにしてくださったようですね。

実はブーランジェ氏とは同い年(^^)v、そしてブザンソンのコンクール、その翌年の東京国際音楽コンクールで私が出会ったオリビエ・グランジャン氏(仏)のこともご存知でした。オリビエ君はブザンソンではあいにく最後まで審査には残れませんでしたが、東京のコンクールでは見事第1位。いわゆるお披露目コンサートの3か所を一緒に動いていました。もうはるかに昔のこととなったので、記憶も薄れつつありますが・・・。懐かしいな。

昨年は私は前期を関わっていないので様子があまり分からなかったのですが、昨日のリハーサルを拝見してこれからコンサートまでの道のり、学生たちの成長を楽しみにしていきたいと思います。
指揮者の指示待ちではなく、指揮者の判断だけではなく、ちゃんと音楽を学ぶものとしての積極的な自主的な姿勢を忘れずに時間を共有してほしいと願います。

週末のオーケストラ定期演奏会もでかけました。ほぼ満席でしたね。すごい。
マーラーは丁寧に仕上がってきていました。作品の内容に対してどこまで学生たちが理解をし追及をしていたか・・・・素晴らしいソリストのお二人からの影響はとても大きかったとみました。オペラや歌の仕事も多い指揮者、工藤さんも手慣れたサポートと音楽作りをしていましたね。
メインのチャイコフスキー、この曲の構造が明確に聞こえたと思います。
逆に言うと指揮者が描いたはっきりした設計図の中で、学生たちの「音」をもっと聞きたかったですね。

自分は、プロの演奏家の一つの条件として「音を持っていること」は絶対的なものだと思っています。
音量のコントロールはもちろんですが、音色、音程、とにかく語る言葉の代わりに演奏家は「音」が言葉なのです。そこをお客様に届くように磨き上げてゆくことが、専門家への姿勢として何より必要なことですね。

音の意味を自分で考えられることも。同じfでも同じpでも、作品も個所により意味が違い音量は変化する。
自分の音は何のためにどのような意味を持ってそこにあるのか・・・
それを考えずに出された音はアンサンブルできない。
それを判断する力をもち、判断する材料となるたくさんの経験や知識を身につけてゆくこと、
それが音大での日々だと思います。
若い学生たちの現在の力はまだまだ道半ばです。終わりのない道のほんの始まりです。
追及の歩みを絶対に止めないでくださいね。
先生からの「OK」サインは実は「×」である!と思うくらい厳しくなってもよいかなと・・・・
ちょっと思ったのでした。
未来の音楽家たち、たくましく育ってほしいと願う私です。

今日もブラスオルケスターは臨時練習です。がんばって~!

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