ごくらくなるか・・・・

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極楽鳥花の第二弾。まもなくです!
何やら鶴のような姿?りりしく美しい佇まい。
今年はいつもより大きな花が続いているそうです。

花・・・・・・・・何のために美しく咲くのか・・・彼らの遺伝子にはちゃんとその理由が書き込まれている。
はな・・・・・・・・・
鼻風邪ひいたかもしれない(T_T)

どうも素直に初夏になってくれない今年。巷に風邪ひきさんは多いです。
来週からトークも兼ねた公演が続くので早く治しましょ。

ピアノ協奏曲4曲の公演も楽しみです。ハイドン以外は複数回演奏しているのですが、
今回すべてスコアを新しくしました。
面白いもので、そうすると新たにちゃんと発見があるものです。
見落としなるものもありますが、見方が変化するということもありますね。

それにしても連立政権の状態は最悪です。
過去に批判していた政治的なありようと同じことをやっている・・・・という点で私はとても残念に思います。
相変わらず「何を」発言なさっているかわからないリーダーの皆様。
政治は人気取りではなく、その場を取り繕うものでもなく、
確かに選挙を前にして「数」がほしいという気持ちは理解できるけど、
もうそろそろ我々を愚民扱いするのをやめてはいかがでしょうか。

少数派では何も動かない現実の問題はあるけれど、
とりあえず同じ柄のTシャツを着せて、実は内側でお互いにぶつぶつ言っているどこかのグループと似てませんか?その見せ方を気にしているうちに、どんどん新しい問題は生まれ未解決のまま山積み。
本当に良いことを目指していたら、小さな塊でも自然に大きく膨らみますよ。

今、何をやらなくてはいけないのか・・・
なにやら結局リーダーは不在で、船長不在の船です。

生活の中の音楽、日常の傍にある音楽の姿を目指したい自分ですが、
基本的な生活をする場が崩れ始めている微細動や地鳴りが聞こえてきていて・・・
何とも胸騒ぎはおさまりません。

来週手がける協奏曲、モーツァルト・ハイドン・ベートーヴェン・シューマン・・・
彼らの生きていた18世紀末~19世紀前半の世界の動きは現在の比ではないかもしれない。
今のように情報網はない当時、激動の日々の様子は「号外」のような知らせが飛び交い、
紙とペンの文化が大活躍。

今日から日本にも「紙」のいらない本・雑誌・情報誌が入ってきた。
正直自分はi-padで本を読みたいとは思っていない。
冗談のように、「譜めくりの大変な楽譜は電子化して自動的に!」ということは昔から話のタネとしては度々出ていたけれど、それもきっと実現する。

でもきっと使いにくい。特に楽譜は無理だ。
一方向だけに使用することは「本番」しかなく、リハーサルにおいては行きつ戻りつ・・・
その匙加減も場面により様々。途中の楽譜の景色も大事な音楽の素材になったり・・・。

そういう意味では辞書も電子と紙の本では調べる目的にたどりつくスピードの問題以外に、大きな違いがあると思います。
電子辞書になって持ち歩く本の数が激減したのは本当に助かるのですが、
自分の脳味噌の中の階段やら廊下やら倉庫やら非常口やら・・・
いろいろなものがずいぶん変わってしまったように感じています。

さあ、明日は京都往復です。少し寒そうですね。

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • ユリ先生
    先生の日常いろいろ感じる気持ち常に共感します。むしろ私より、フレッシュで優しい気持ちでいろいろと感じていますね。いろいろと語りたくなります。先生と生きる世界が違うけれど何か感じ方だ同じに感じます。失礼だったらごめんなさい。
    最近は、何か、皆自分さえ良ければ・・・と言う人が多い?ストレートな目的だけで生きているような。哀しいかな、そんな人ほど喜びを知らない気がします。
    機会があったらご一緒に語りたいですね。

  • >kimiさん
    コメントありがとうございます!
    あまり自分を人間だと思っていないような変な私でありますが、今後ともよろしくお願いします。ワインのお話もいろいろ教えてください!

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